ダカール・ラリー2012年大会が南米で新たにペルーに向かう折、ダカール・ラリー総監督のエチエンヌ・ラヴィニュは、ヨーロッパを東に向かう、そう、今日はプラハで発表会が行われた。

プラハはトロフィのコレクション。ダカール・ラリー史でチェコの競技者の活躍は目覚ましい。プラハでの発表会ではその歴史を裏付けるかのように多くのジャーナリストが集まった。クワッドで5度の総合優勝の記録を持つジョセフ・マセチェック(Josef Machacek)は、ここ2年パトロネッリ兄弟にその座を譲っているが、間違いなく次回はタイトルを狙う。
「新しいレギュレーションのシリンダーの制限に適合した、新しいプランを進めている。カテゴリーを変え、バギーのモノ・シートで出るかもしれない。今のところ、フィフティ・フィフティだ」と語る。

一方、前大会2度のSS優勝を果たしたアレス・ロプライス、「来年はさらに良くなるよう全力を尽くす。次回は、2台のカミヨンで出場し、クイックアシスタンス役を果たす。」と語る。アレスの伯父は1988年から2001年まで6回のダカール・ラリー、カミヨン部門の総合優勝を果たしたドライバー、アレスは虎視眈々と伯父のレジェンドを引き継ぐ日を狙う。

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