ダカール・ラリーの南米で4度目の大会は、2012年1月1日、アルゼンチンのマール・デル・プラタ(Mar del Plata)がスタートとなる。同地がラリーのホスト地となるのは初めて。

南米では夏の真っ盛り、リゾート海岸マール・デル・プラタにはブエノス・アイレスッ子で溢れかえる。それだけではなく、国中からに多くのツーリストが押し寄せる。ダカール・ラリーは、これまで3回にわたってブエノス・アイレスをスタート地としてきたが、ブエノス・アイレスッ子ならって、マール・デル・プラタにスタート地を移したいと思う。マール・デル・プラタはブエノス・アイレスから約400km南の海岸で、ここから競技者たちは、リマに向かってスタートすることになる。昨夜、ここマール・デル・プラタの海に面したホテルで、公式の発表会が開催され、2012年大会のアルゼンチンのホスト都市が発表になった。マール・デル・プラタをスタートした後、サンタローサ・デ・ラパンパ、サン・ラファエル、サン・ホアン、チレシト、フィアンバラの5つがビバーク地となる。

会場にはアルゼンチンの多くのラリー関係者が集まり、ダカール・ラリームードで盛り上がった。前大会、スタート直後から素晴らしい成績だったにもかかわらず、早々とリタイアしたオーランド・テラノヴァ(Orlando Terranova)は1月の大会が終わってわずか数カ月、既に次の目標に向かって集中しているようだ。
前々大会、前大会と続いてクワッド部門で優勝したパトロネッリ兄弟にも重くプレッシャーがのしかかる。また、前大会で総合19位、アルゼンチンのトップ・ライダー、ハヴィエル・ピゾリトもさらなる上位を目指す。会場では、アルゼンチン大統領、クリスチナ・キルシュネール(Mme Cristina Kirchner)から、先週に応援メッセージが寄せられた。

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