2015/1/7  第4ステージ :チレシト- コピアポ
モト&クワッド,オート :リエゾン:594km  スペシャルステージ:315km    
カミヨン  :リエゾン:594km  スペシャルステージ:174km

モト部門

001 –マルク・コマ(SS2位)
SS最後まで私がコースをオープンして走った

« ナビがたくさんあって非常に難しいSSだった。今朝は2番目のスタートだった。総合タイムで、絶対にミスできないとわかっていた。全速力で走った。そして、追い越し、コースをオープンして走った。SS最後まで結局私がコースをオープンして走った。
SSの初盤はかなりハードだった。マチアスはSSの初めでミスコースして見えなくなった。SS終盤は砂丘の中、ナビゲーション、カップ変更がかなりたくさんある難しいコースだった。私は砂丘の中のこんな時こそ自信を持って走れるんだ。他のライダーがミスしたりトラぶるよう挑発し、このペースでこれからも続けるつもりだ。»

014 – アラン・デュクロ  (SS7位)
トップグループにプレッシャーをかけ続けてやる

«昨年と同じコースだね。この地域はよく知っている。SS初盤はスピードコースで、私にとってあまり有利ではなかったが、追いついて来たのはルーベン(ファリア)だけだった。100kmあまりの砂丘をいっしょにアタックした。その砂丘のコースをオープンして走ったのは私だ。トップ集団はバレダ とコマ以外は、全員迷っていた。我々も迷わなかった。だから他のライダーらを再び追い越した。
ゴールまであと8kmと言うところで、右により過ぎて、コースミスをしてしまったのは残念だった。それで他の皆に追い付かれてしまった。しかし、大したことではない。今日は良い仕事ができた。
疲れていないし、非常に気分が良い、バイクも絶好調だ。
しかしトップ10のグループはスーパーに速い。わずか5分の中に5,6人ものライダーがひしめき合っている。だから、トップグループにプレッシャーをかけ続けてやると、いつかそれから解放されたい瞬間がくるものさ。
それにしても、バレダ とコマは、トップグループの他のライダーと別格だ。彼らはミスをしない・・・。本当にすごい!でも彼らも人間だから、絶対ミスをしないなんてことはない。コマは既にいくつかミスしたが、バレダ はまったくその話を聞いていない。»

002 – ホアン・バレダ   SS優勝
良いレース・コントロールできた

« 今日のSSの結果に非常に満足している。SS初盤は非常にスピードの出るルートだったが、全然楽ではなかった。そこでマルク(コマ)が私を追い越した。彼にはとても追いつけなかった。だから、モチベーションを高く持って、集中して走った。ゴールまで100kmというあたりで、彼に追い付き、その後は良いリズムで走れた。ゴール手前の砂丘ステージはナビゲーションが非常に難しく、マルクといっしょに走った。結果、戦略は良かったのだと思う。良いレース・コントロールができた。この後のレースもかなりハードに違いない。まだ先は長いし、難しい状況の時もあるに違いない。マルクを上手にコントロールすることがカギだ»

クワッド部門

251 – ラファウ・サノク (SS優勝)
SSをゴールできたので嬉しい

« 飲料水用バックが空のまま100kmも走った。しかし、アタカマ砂漠をパンク無しで通過できたのは初めてだ。びっくりした。私は縁起を担ぐたちなので、まだリザルトを見ていない。しかし結果はどうであれ、SSをゴールできたので嬉しい。毎日がライディングの練習だ。チリに入って、とてもエンジョイしている。チリにはラリーに出なくても来たい。»

オート部門

301 – ナセル・アルアティヤ (SS優勝)
ライバルはド・ヴィリエ

«我々にとって良い1日だった。ゴール手前の砂丘の中で、少し真剣にアタックした。本当のライバルはジニエリ・ド・ヴィリエだ。いつもコンスタントにトップグループにいる。だから彼との3分のタイム差は良い結果だった。時々アタックしながらこの調子で続けるつもりだ。昨日は比較的リラックスして走ったが、今日は少しアタック。明日はだから少しおとなしく走れる。»

302 – ステファン・ペテランセル    (SS5位)
愚かなことは止めておくべきだ

« フロントな大きなショックを与えてしまったぁ。ボンネットのジョイント部が外れたかと思ったが、もっと大きなダメージのようだ。ダメージを受けたのはフロント・シャシー全部らしい。2,3メートルくらい大きなジャンプをして、車のノーズから落ちて着地した。コース取りのミスによるもので、カーブを曲がるのに数メートル稼ごうとしたところ、障害物が正面に現れ、ジャンプするしか方法がなかった。でもまぁ、レースを続けられるのだからそれだけでもよかった。ナニ・ローマを追い越し調子よくスピードに乗って走っていたところだった。そしてここから40kmのところでパンクした。本来なら、今日のコースはもう少し我々にとって面白くなるはずだった。それでも愚かなことは2日目にしたので、止めておくべきだったが今日またやってしまった。今日のは大きなジャンプ。何とか助かった»

303 – ジニエリ・ド・ヴィリエ (SS3位)
砂丘でもアタックした

« SS初盤はあまり難しくなかった。が我々は最初から最後までアタックした。砂丘の部分でもアタックしようとしたので、非常に集中して走らなければならなかった。岩場の部分では、パンクすると大きくタイム・ロスするので、できるだけリスクを負わないように走った。チリでは我々にとって有利なのだが、今日のは非常にハードだった。今のところ全てうまくいっている。この感じのまま続けたい»

325- ヤジード・アラルヒ  (SS4位)
もう少しアタックできたかもしれない

« 今日はパンクを1回したが、でもいいリズムで走れて、非常に気分が良い。パンクした時にカルロス(サインツ)に追い越され、なかなか彼に追い付けなかった。しかし、ゴールでき、良い結果が出せたので満足だ。もう少しアタックできたかもしれないと思うが、最初のダカール・ラリーなのでミスはできない。ぼちぼち走るよ。»

300 – ナニ・ローマ  (SS2位)
少しずつ走りのリズムを取り戻してきている

« 良いSSができた。オーリー(テラノヴァ)がトラぶって路上でストップしていた。その後は快調に走った。少しずつ走りのリズムを取り戻してきている。運転することが楽しくなってきている。明日のようなステージにとって、それはポジティブだ。ラリーはまだ先が長いので、この調子で続けなくてはならない。ラリー1日目にあったような経験をしてしまうと、モラルをキープするのが難しいものなので、本当にレースを楽しむようにしないとならないんだ。そして、今日はオーリーが大きく後退したとしても、我々はチームのクルマも助けなければならない。何より大事なのは、まだ我々がレースを続けることができているってことだ。»

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