ダカール・ラリー主催者はオランダのエイントホーフェンで記者発表、会場はカミヨンの話で盛り上がった。

 オランダは前大会で競技者102人、54台という参加者を出し、2番目に参加者の多い国だった。オランダは昔からカミヨン部門の参加台数が多いが、今年も例外ではなかった。前大会ではロシアのKamazが一昨年の屈辱を挽回し、ポディウム100%、総合1,2,3を独占されてしまったが、オランダのジェラルド・デ・ローイとそのチームメイトがトップ10に5台が入り、最も速いカミヨン・メーカーであることは間違いない。

 エイントホーフェンで開催されたダカール・ラリー2014発表会には、アレス・ロプライスやウラジミール・チャギンなど、たくさんのカミヨン部門シード選手を含めた常連が参加した。チームGinafも来年の参加を表明した。なんとチーム監督はキース・コーレン(Kees Koolen)で、モト、クワッド、オート部門で参加しており、これで全部門から参加する最初の競技者となる。

 歴史的数字のカミヨン部門の参加とは別に、オランダからの競技者は、フランス・ベルホーベンなど、他の部門でも野心を見せる。ヴェルホーヴェンは前回ステージ優勝を果たしたものの、トップ5には割り込めなかった。オート部門ではチームWebers、とりわけアブダビ・デザート・チャレンジでナニ・ローマの次につけて総合2位になったベルンハルト・テン・ブリンケ(Bernhard Ten Brinke)に期待が寄せられる。エンジンの回転が上昇中だ・・・・。

LINEで送る