ダカール・チャレンジは既に南米のデサフィオ・ルータ40とタイアップして行われ、成功を収めている。今年は北米の競技者にもダブル・チャンス。この週末Baja250に参加した競技者に、ダカール・チャレンジ要綱が案内された。

 モータースポーツ文化を持ったすべての国々の中に潜在的にいると思われる才能ある競技者、ダカール・チャレンジは世界のオフロード界のそうした隠れた競技者を見出す絶好のチャンスである。南ア、オーストラリアなどと同様、アメリカは既にオフロードレースの要素を十分に持っている土壌があり、多くのドライバーがオフロードを楽しんでおり、ダカール・ラリーとは特別の親近感がある。
こうしたバックグラウンドの中、アメリカで今年は2回のダカール・チャレンジが予定され、サン・フェリペで先週末BAJA250の折に、エントリーについての説明会が行われた。

 数年前から、このBAJA250のコースで競技する車両は、とりわけSCOREカテゴリーで、レギュレーション上、そのままダカール・ラリ-に参加できる。HDRAおよびSCORE INTERNATIONAL選手権の担当者、ロジャー・ノーマンは、USAのメジャー・レース2つがダカール・チャレンジに組み入れられることに合意した。対象となるレースは、BAJA500(メキシコ)と、RENO500(USA)、2組の競技者(オート1台、モト1台)がDakar2014への参加権を得ることができる。

 ダカール・チャレンジは、今年他のレースともタイアップし、8台の前途有望な競技者が、2014年1月、ダカール・ラリーのスタート台に上ることになる。

ダカール・チャレンジ 日程
– 5/31~ 6/2 : Tecate Score Baja 500 (メキシコ)
– 6/15~6/22 : Desafio Ruta 40 (アルゼンチン)
– 6/20~23 : : Toyota Kalahari Botswana 1000 Desert Race (ボツワナ)
– 7/12~14 : Reno 500 (USA)
– 9/20~27  Australasian Safari (オーストラリア)

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