1月16日(木) 第12ステージ フィアンバラ → コピアポ
リエゾン:392 ㎞   SS:319㎞   リエゾン:4km

001-シリル・デプレ
1、2フィニッシュ、そうなったらこんな嬉しいことはない

SS初番は非常にハイ・スピードコースで、平均100 km/hで走っていた。2010年から、2011、2012、2013年とルーベン(ファリア)は俺のアシストとして働いてくれているが、今日は役割が反対になった。俺が彼の為に仕事したんだ。チャレコ(フランシスコ・ロペス)と彼のタイムが離れないようにしたかった。タイムを失うどころか、差をつけたかった。彼の成績は十分それに値するので、今日の結果は非常にうれしい。戦略は、つまり、トップは他のライダーにひかせてタイムを落とし、ルーベンはタイムを稼ぐ。KTM Red Bullの最終ゴールで1、2フィニッシュ、長い間それが無かったので悲願だった。それがサンチアゴでできたらこんな嬉しいことはない。マルク・コマとは、同じKTMだったが少し意味合いが違う。今回は、俺のチームメイトなんだ、そして俺は彼のチームメイトなんだ!

005-ホアン・バレダ
肩のケガは何とか持ちこたえた。

最初はかなりアタックした。燃料補給(km169)ではトップ・タイムだったので、この先もハイ・ペースで走ろうと思った。そして、補給した後も、底まで踏んで走った。しかし、ウェイ・ポイントで方向を変えなければいけなかったのに、そこでミスし、12kmも行ってしまった。Uターンしてトップのライダーに追い付くのに大変だった。肩の具合は良くなり、何とか持ちこたえた。何が何でも最後まで持ちこたえたい。
 
 
010-ルーベン・ファリア
最後になるまで、僕はあまり笑わない

今日は10番目のスタートだったが、リエゾンでフロントタイヤのリムが壊れてしまった。今日はツイテないと思った。スタート直後は石が多かったのでゆっくり走った、デューンの中に入ってからアタックした。SS2位でゴールできた。良い結果だ。シリル(デプレ)が手伝ってくれて非常にうれしいし、個人的には、今日の成績もすごく嬉しい。しかしまだ2日ある。ダカール・ラリーでは、今日笑ったと思ったら、明日泣くこともありうる。ダヴィッド・キャストゥもオリヴィエ・パンもそうだった。だから最後になるまで、僕はあまり笑わないようにする。今のところ、順調に行っている。

015-フランス・ヴェルホーヴェン
ナビゲーションがうまくいった

この大会がスタートしてから精いっぱいやってきた。しかし、第3ステージでちょっとしたバイクの故障のせいで45分もタイム・ロスした。その後、総合順位を上げるよう一生懸命走った。今日はリスクを負わないよう走ったが、ナビゲーションが良くできた。第1ステージはSS2位だったが、今日は勝てた。不運があったが、今日はツイテいた。総合順位も上がって非常にうれしい。
 
 
007-フランシスコ・ロペス
ライディングを楽しんだ

今日のSSは非常にハイ・スピードだった。皆、全速力で走っていた。今朝は3時起きですごく速い時間に起きなければならなかったが、今日のSSは走りやすく、ペドレロ、シリル(デプレ)やバレダと一緒にライディングを楽しんだ。一時、ペドレロがトップを引いたが、最終部は私もトップを走った。ポジションは以前のままだが、今日は砂丘が美しくて気持ち良かった。
 
 
 

Auto

301-ステファン・ペテランセル
まだ2日ある

最後のデューンを越えたところでスタックして、8~10分タイム・ロスした。タイヤの圧力を落とし、サンド・ラダーを出して、3,4回切り替えして抜け出られた。そのせいで2人はピリピリしていたが、今はOK。もちろん勝利は目の前だが、過去2回、最終ゴールの2日前にそれを失ったことがある。これからも何があるかわからない、ミスするかもしれないし、メカ・トラブルがあるかもしれない。まだ、ゴールまで2日あるんだ。

315-ロビー・ゴードン
今日取れなかったら、明日

良い走りができたが、残念ながらCPの傍のデューンの中でブロックされていた時間が長すぎた。他のクルマはまだだれも来ていなかったが、追い抜かれることはわかっていた。ステファン・ペテランセルは我々より9分後のスタートだったから。これからもがんばる。もし(SSを)今日取れなかったら、明日、まだ2日ある。
 
 
316-ローナン・シャボ
アタックしようと意気揚々だった

今日のSSはかなりバラエティに富んでいたが、快調に走った。最初は山で、その後素晴らしいデューン、そして砂路面の谷間。まさに、このクルマで本当に楽しめるものだった。今朝は再びアタックしようと意気揚々で、良いSSにしようと思った。ほとんどトップを引いて走ったので砂埃も無く、轍で走りにくいこともなかった。その後、目標を一点に絞って、スピードを上げ、絶対に目標を外さないよう走った。コース最後パンクの心配があったが、ダカール・ラリーのグレートな1日になった。本当にうれしい。

301- ジニエリ・ド・ヴィリエ
まだ、レースは終わっていない

ただ、SSをクリアすればよいだけと思っていた、が、想像以上に難しいステージだった。今朝の高地の長いリエゾンの後、デューンの中の非常に高度なテクニカル・コースはかなりの集中力を必要とした。ピストには石が多くて、さらに集中力を要した。易しいSSではなかったので、ゴールできたことがうれしい。明日もハードになりそうだが、頑張る。まだ、レースは終わっていない。

305-ナニ・ローマ
良い結果になった

非常に難しいSSだった。カミヨンのせいで、慌てず冷静に走ることが難しかった。ゴール手前でタイヤを交換しなければならなかったうえ、スペア・タイヤが火を噴き始めた。でも、最終的に良い結果になった。明日は差をつけられるチャンスの日だ。そうでなければ、サンチアゴまでおとなしく走るか?総合順位は良いポジションだ。我々にとってとても悪いわけではない。明日のSSを見て考えよう。
 
 

Camion

500- ジェラルド・デ・ローイ
20分足らずのところでパンク

良い一日になるかと思っていたが、走り始めて20分足らずのところでパンクした。下り坂の途中で、大きな石を避けきれなかった。ばかなことをしてしまった。他はすこぶる良かった。デューンの中でも全くトラブル無しだった。これから、他のカミヨンが同じトラブルになることを願いながら、完璧にアタックしなくてはならない。パンクしたが、アレス・ロプライスに6分しかタイム・ロスしていない。総合トップとは1時間以上の差があるので、とても難しい。しかし、何が起こるかわからない、他のカミヨンに私と同じようなトラブルがあるかもしれない。総合2,3位とは30分あまりの差だ。2度パンクしたら、順位がひっくり返ってしまう。

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