1月14日 (月)  第9ステージ   トゥクマン → コルドバ
モト&クワッド : リエゾン: 176 ㎞ SS:593㎞ リエゾン:83km
オート     : リエゾン: 175 ㎞ SS:593㎞ リエゾン:83km
カミヨン    : リエゾン: 324 ㎞ SS:291㎞ リエゾン:82km

MOTO

001-シリル・デプレ
テーブルの上を拳で叩かなければならなかった

たくさんアタックするところがあって、たくさんカーブがあるステージで、良い一日だった。1年かけて自転車でやったトレーニングと、ミッシュランのタイヤが無ければ、今日のような良い成果を出せなかったと思う。良い筋肉と良いタイヤに感謝だ。ビバークに着いたら、今日のステージに小さい赤Xを付けようと思う。今日のは肉体的に非常にハードだと解っていたが、全力をかけて走り、絶対にあきらめないって決めていた。足にマメができて、手が痛かったが、「俺はここにいるぞ」って言い聞かせながら、テーブルの上を拳で叩かなければならなかった。ルーベン(ファリア)と一緒に、良いチームプレイができた。彼は絶好調で、今、それが何よりだ。

011-ルーベン・ファリア
自分のなすべきことはわかっている

非常に難しい1日だった。851kmは長すぎる。90%林の中だった。いくつカーブを曲がったかわからないほど多かった。砂埃も多く、リスクを負わないよう僕のペースで走った。心の底から、今日のSSゴールに着きたいと思った。僕はしっかり地に足をつけ続けている。僕はシリル・デプレが5度目の総合優勝の為にここにいるんだ。それが僕のすべきことだ。

005-ホアン・バレダ
長時間集中を切らさないようにすることが難しかった

今日何かを成し遂げなければならない日だと思っていた。それが難しいことも解っていた。今日のSSはものすごく長距離で、長時間走らなければならなかった。その分長時間集中を切らさないようにすることが難しかった。やっとSSゴールに着くことができた。SS後半、ピストがスリッピーで、その上タイヤがツルツルだったので少し怖かった。安全な走りをするのがだんだん難しくなってきた。しかし、最後まで、ミスをせず良いペースで走ることができた。スタートで、バイクのエンジンがかからず、押し掛けしてもらってスタートした。それで、さらに1分タイム・ロス。その後、修理するのに止まって1分タイム・ロスした。合計2分。SS終盤は快調で、ストップすることなく、ミスなしでライディングできた。皆のタイムはほとんど似たりよったりだと思う。

003-エルダー・ロドリゲス
最後までアタックし続ける

今日はナビゲーションはあまりなかったが、非常に難しかった。非常に長いステージで、タイヤにもライダーにとってもハードだった。危険なコースだったが、私はあまりリスクを負うことなく、良い仕事ができた。だからとても嬉しい。ダカール・ラリーはまだこの先長いし、何が起こるかわからない。最後までアタックし続けて、ポディウムに近づけるよう走る。

010-ダヴィッド・キャストゥ
かまうもんか、どうしても最後まで走りたかった

km100くらいだった、ライディングに集中して快調に走っていた。ペドロ・ビアンキが舞い上げる砂埃の中で、牛が飛び出してきた。ハンドルがぶつかって転び、肩を強く打った。タンクに穴が開いてしまい、当然ガス欠になった。ビンセント・グンダーニが燃料を分けてくれて、最初のSSをどうにか走り終わることができた。SSパート2をスタートする時に、ドクターストップがかかった。振り切って走ったが、最終ゴールの手前30kmほどのところでストップしてしまった。それは走るなというサインだと思った。止めなければいけない。かまうもんか、どうしても最後まで走りたかった。2011年、2012年もツイていなくて、辛さを充分味わった。明日、帰国する。それは精神的に非常に苦しい。涙が出るほど嬉しい日があったと思ったら、次の日は涙が出るほど痛くてがっかりすることになった。

AUTO

302- ステファン・ペテランセル
だんだん総合トップが固まってきたが、しかし・・・。

非常に長いSSで、しかもその間中、ハンドルと戦わなければならなかった。ピストにはかなり石が多く、最後、ゴールに着いたらとても疲れて、頭がボーっとしていたくらいだ。パンクしやすいし、タイヤをヒットしやすいので、ミスしないよう十分注意しなければならなかった。だから、控えめな、しかしかなりコンスタントなスピードで走った。このような林道コースはバギーにとって難しいだろうと思った。今日も少しタイムを稼げるが、リスクを追ってはいけないと思った。だんだん(総合トップが)固まってきたが、しかしバギーにとってアドバンテージのあるステージはまだある。フィアンバラや、コピアポのデューンの中など、できるだけチャンスのある時にタイムを稼いでおかなくては。常にリスクは付きまとう。SSを走り終えるのに5時間40分もかかった、こんな長時間集中して走るのは難しい。

301-ジニエリ・ド・ヴィリエ
ツイている日があるかと思えばと、そうでない日もある

すべてうまくいっていた。ゴールまであとkm100というところで、フロントのブレーキ・ディスクがいきなり炸裂した。ストップしなければならなかった。その後、ブレーキなしでゴールまで走った。非常に良い走りを続けて、最後までこの調子で行けるかと思っていただけに、非常に残念だ。ツイている日があるかと思えばと、そうでない日もある。シッシェリを追い抜く時、彼がコースから離脱しているのを見かけた。タイヤのホイールを壊したんだと思う。これから、最善を尽くす、(勝利を)信じ続けなければいけないんだ。

305-ナニ・ローマ
絶好調だったのでもう少しタイムを稼げるかと思っていた

面白いSSだったが、ロビー・ゴードンの埃の中を2時間も走ったのでイライラした。何度もサンチネルを鳴らしたのに、彼は道を開けて追い越しさせてくれなかった。もっとタイムを取れなかったのが残念。絶好調だったのでもう少しタイムを稼げるかと思っていた。でもま、満足してるよ。まだ、非常に困難なレースの終盤が残っている。勝利はかなり遠いが、いつどうなるかわからない。

CAMION

503-アレス・ロプライス
ポディウムに上っている自分をイメージ

ずーっとブレーキを踏みっぱなしで、熱くなっている。アタックする時は、リミットまでスピードを出す。しかし、なんとか今日もゴールできた。それだけでパーフェクトだ。良い仕事ができた。他の競技者がゴールするのを待たなければならないが、トップ3に入れたと思う。しかし、前に失ったタイムを挽回するのにまだまだアタックし続けなければならない。ジェラルド・デ・ローイがストップしているのを見かけたが、何があったか良く知らない。いずれにしても、最初の週で2時間以上トプとの差をつけられている。ポディウムに上っている自分をイメージし続ける。

509-ペーター・ベルシウス(Peter Versluis)
終日Kamazの後ろの埃の中にいた

7秒タイム・ロスした。今日はKamazの後ろ、4番目のスタートだった。1日中、彼らの後ろの埃の中を走らなければならなかった。彼らよりスピードを出せるのに、追い越しするのが難しかった。本当に一生懸命走った。我々の方が速いから、ロプライスに追い着いて、追い越しできたはずだ。しかし、それでも今日のSS2位、満足している。明日また戦う。明日はアレス・ロプライスの次のスタートだから、ステージ優勝を狙う。

500- ジェラルド・デ・ローイ
今となっては非常に難しいだろう

ターボが壊れ、修理するのにパーツがなかった。それでアシスタント・カミヨンを待って45分タイム・ロスした。その後アタックして走ったが、ステアリングの問題がおきた。再びストップしなければならなかった。その後、パンクしてコースから離脱してしまった。運よくJan Lammersがけん引して、コースに引っ張り上げてくれた。最悪の1日だった。1時間30分もタイム・ロスしてしまった。この先どうなるかわからない、もちろん精いっぱいアタックは続けるが、総合優勝は非常にむずかしいだろうな。

501-エドワルド・ニコラエフ
我々のペースで走った

今日のコースは非常に面白かった。カーブが多く、WRCのコースのようだった。ブレーキングが難しかった。ハイ・スピードとスロー・スピードを微妙に繰り返さなければならなかった。最終的に、とても良い仕事をした。ジェラルド・デ・ローイが道端でストップしているのを見たが、我々のペースで走った。

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