第6ステージ、7月28日(土) :  レシステンシア周回コース (アルゼンチン) 173km  

今日、デサフィオ・リトラル最終日、短い周回コースの後、レステンシアのゴールとなった。ステージ優勝を果たしたのは、絶対的な力を見せつけたシリル・デプレ(フランス)、オート部門ではオーランド・テラノヴァ(アルゼンチン)、クワッド4×2部門ではセルジオ・ラフエンテ(ウルグアイ)、クワッド4×4部門ではダニエル・マズッコ(アルゼンチン)、UTV部門ではオマール・ヨマ(アルゼンチン)。カミヨン部門で参戦していた1台の競技者もゴールした。

6日間にわたる、バラエティ豊かなれコース、気候の変動で大きく影響された過酷なコンペティションが終わった。アルゼンチン・チャンピョンシップのクロスカントリー、デサフィオ・リトラル第1回が幕を閉じ、ダカール・ラリーに参加できる3競技者が選抜された。

ステージ・サマリー
競技者は短いとはいえ、いつ罠に落ちるかわからない今日のコースを慎重に走った。最後の最後まで、何が起こるかわからない、決して気を抜けないコースだった。

モト部門では大きなサプライズはなかった。フランス人シリル・デプレは何のトラブルもなく、最後のステージで優勝、総合順位もトップで終わった。一方、アルゼンチン人マウリシオ・ゴメスが素晴らしいパフォーマンスを見せ、デプレにわずか51秒差でSS2位でゴールした。

そして、総合順位ではデプレのチームメイト、ヤクブ・プシゴンスキが2位。総合3位はゴメス、4位パブロ・ロドリゲス、5位はアルゼンチンのトリプル・チャンピョン、ハビエル・ピゾリトとなった。

オート部門では、ナニ・ローマが再びステージ優勝したが、総合ではタイムを縮めるに及ばず、オーランド・テラノヴァが総合優勝。26分のタイム差だった。SS3位でゴールしたのはチリ人、ボリス・ガラフリック、SS4位はオマール・ガンダラ、5位ロベルト・レカルド。

クワッド4×4部門ではクラウディオ・カヴィリアッソが本日のステージ優勝を果たした。しかしこちらも、総合ではダニエル・マズッコがトップをキープ、総合優勝した。総合2位はエシオ・ブランジーノ、総合3位はウルグアイのセルジオ・ラフエンテ、総合4位がカヴィリアッソ。

UTV部門ではSSはデペトリス兄弟が勝った。SS優勝はホアン・パブロ、SS2位はホアン・アルベルト。しかし、総合順位はオマール・ヨマ(アルゼンチン)がキープした。総合2位はホアン・アルベルト・デペトリス、総合3位はホアン・パブロ・デペトリス。総合4位ユーゴ・ズッキーニ、5位はカルロス・ゴンザレス。

ダカール・チャレンジを手にした競技者:

ダカール・チャレンジの合格者が発表になった。Dakar 2013の出場権を手にしたのは、ロベルト・レカルデ(パラグアイ)、ハレミアス・イスラエル(チリ)、フランシスコ・バルトゥシ(アルゼンチン)。

レカルデは、きっちりとクルマを仕上げ、トラブルもなくレースを終えて、総合5位でゴールした。オート部門でダカール・ラリーに参加する初めてのウルグアイ人となる。

モト部門、クワッド部門では予想通りの激しいバトルとなり、最後にDakar2013参加権を手にしたのはハレミアス・イスラエル(チリ)。 ホアン・クルーズ・オルティスやジョルヘ・アギラーらを抑えての賞獲得だった。

クワッド部門ではフランシスコ・バルトゥシ(アルゼンチン)が全クワッド部門の最優秀競技者と評価された。ライバルのアレクシス・エルナンデスやダニエル・ドマスースキを抑えてダカール・チャレンジ賞をとった。

南米でのダカール・チャレンジ第1回レースが終了し、ダカール・ラリー2013のエントラントに新しく3名のリストが加わった。

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