第35回ダカール・ラリーは2009年以来5回目の南米でのレースとなる。2013年1月5日~20日、スタートはペルーのリマ、ゴールはチリのサンティアゴ。休息日は、アルゼンチンのサン・ミゲル・デ・トゥクマン。

ダカール・ラリー史初めてのスタート日から砂丘ステージ。

 

ダカール・ラリーの一行が、ペルーの砂丘を初めて走ったのはわずか数週間前。素晴らしい景色に魅了されつつも、非常に難度の高いテクニカルステージで、リマのゴールまで競技者らは海と砂丘に彩られたステージを極度な集中力で走りぬかなければならなかった。次大会のスタートはペルーの首都、リマ。次回のイクセプショナルなチャレンジに参加する競技者らに、“レースは単に、例年行っているテストくらいの”程度になると約束する。

ゴールは、今回初めてのサンティアゴ。過去4回の大会で、多くの思いもかけない劇的なレース展開をもたらしたアタカマのあるチリ、次回はそのチリの首都がダカール・ラリーのヒーローたちを祝福する場となるのだ。
そして、リマをスタートした一行は、太平洋から遠ざかりアルゼンチンへと迂回コースを進む。アンデス山脈のもう片側のコルディエール峠では、バラエティ豊かな路面のコースで、競技者らは適応力を試す場となるだろう。

南米大陸をこれまでにない方向から挑むレースは、難度の調和が再度検討され、ダカール・ラリー2013はエリートばかりでなく、アマチュアも優勝を目指して準備できるレースとなる。

エントリーの受け付けは、モト、クワッド、オート、カミヨンの全カテゴリーで、5月15日から。

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