ルイス・ベロウステギ : いちばんひどいカラーリングのバイク

アルゼンチン人ルイス・ベロウステギ(Louis Belaustegui)は昨年初めてダカール・ラリーに参加し、今年で2度目。昨年同様KTM150ccで、今年はなんとか完走したい。「ブエノス・アイレスでバイクを受け取りたかった。が、納品が遅れ、時間がなくなってしまった。だから、マルチカラーで、競技車の中で、いちばん見栄えがひどいバイクに違いない。要は、去年と同じようにちゃんと機能しているかどうかだ。去年は時間外到着でリタイアになってしまった。他の人を助けるのに頻繁にストップしていたのも良くなかった。今年は、もっと自分の為に走る。」

 

ペドレガ、クワッド・ライダーから変身

2006年クワッド部門で総合優勝したホアン・マヌエル・ゴンザレス・ペドレガ(Juan Manuel Gonzalez Pedrega)、今年はペドレガ・ラリー・レイド・チームのマネージャーとして、ダカール・ラリーのレジェンドを引き継ぐ仕事を果たす。チームはルイス・エンデルソン(Luis Henderson)、マウロ・アルメイダ( Mauro Almeida)、ロベルト・トネッティ(Roberto Tonetti)らの3台のクワッドを送り込む。サルディニヤとモロッコ・ラリーで経験を積んできた。「2012年大会は、3名の南米ライダーが、ワールドチャンピョン、そしてダカール・ラリーに出場する。」

 

マーク・マクミラン(Mark McMillin): 毎日が新しい経験

Baha1000の5回優勝者、マーク・マクミランはアメリカのクロス・カントリーの権威だが、ダカール・ラリーでは55歳のルーキー。車検場でも初めての事ばかり。「バハでは車検はテーブルひとつで、15分で終わってしまう。ここはまったく違う。驚いたよ。でも、すごく良くオーガナイズされている。たとえレースのスタートまであと少し時間があるにしても、既にダカール・ラリーは始まっている。早くスタートしたい。最初の2日間はどんなふうにレースが進められるのか、コースはどんな風なのか様子を見ようと思う。どちらにしても、プランは休息日までに車とドライバーを大事に扱うことだ。オープン・カテゴリーでは、スピードが早い者ではなく、メカニックのトラブルが無い者が勝つと思う。」

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