「4月22日 東京のモンベル品川でダカール・ラリーワールドツアーIN東京」が開催された。報道関係者20名を含め100人あまりが参加した。
菅原父子と風間父子の対談では、1982年日本で最初に出場した風間深志と翌年出場した菅原義正の当時の話や、ジュニアたちの父との関係など笑いの中で和やかなトークが続いた。
そして、来日した主催者ASO、ダカール・ラリー総監督代理グザビエ・ガヴリーによる、2017年大会についての報告と2018年大会の要旨についての説明があった。
- 2018年大会はペルー、ボリビア、アルゼンチンの3か国を通過
- 1月6日から20日の14日間の競技
- 3つのステージでループコース、マラソンステージが1乃至数個
- 前大会からSSV(サイド・バイ・サイドビークル)カテゴリーが設置され、4輪と同じルールで走行していたが、そのカテゴリーのルールが見直される。2019年には2輪と同じように、給油補給を行うことも検討中。
- 本年からMOTULがスポンサー
- ダカール・ラリー・シリーズはメルズーガ・ラリー、チャイナ・ラリーが加わった。
- メルズーガ・ラリーはナビゲーション、デザート走行などの練習・実践をする上で、ダカール・ラリー出場への最適なレースであること、マルク・コマによるカップ走行などのレクチャーが毎晩行われ、当ラリー参加者は無条件でダカール・ラリーに出場でき、参加費の割引がある。
- ダカール・ラリーでは現地支援、環境配慮に非常に重点をおいており、住居支援などで南米で活躍しているNGO団体テチョへの支援金提供、カーボンオフセットとしてアマゾンの森再生へ資金供与している。
参考:ダカールラリー2018プレスキット(日本語)
メルズーガラリー紹介およびニュース(日本語) ※参加予定者向け情報(英語)