2015/1/6  第3ステージ :サン・ホアン- チレシト
モト&クワッド   :リエゾン:282km  スペシャルステージ:284km  リエゾン:232km  
オート&カミヨン  :リエゾン:26km  スペシャルステージ:220km  リエゾン:155km

モト部門

002 – ホアン・バレダ (SS優勝)
テクニカルでリスキーなSS

«非常にテクニカルなSSで、水かさがましたリオをたくさん越えなければならない最終部分は特に難しかった。難しい部分ではしっかり集中して走り、常に良い選択をすることが出来た。チームとしても全体に良い結果を出し、レースをコントロールしている。しかしこの先まだ長い上、チリではフェシュフェッシュや岩場のコースなど難しいことで有名だ。»

011 – ルーベン・ファリア (SS7位)
そうた易くはなかった

« 比較的短いSSだったが、そうた易くはなかった。特にラスト30kmは川や岩場があってたいへんだった。今のところ順調なので嬉しい。今は良い順位だが、これから先毎日何が起こるかわからない。»

026 – トビー・プライス(SS4位)
私のスピードも良すぎるくらいだ。

« 順調だが、毎日ナビゲーション・ミスで苦労している。ロード・ブックを見ながら、正しいカップ(方向)を見つけるのが難しい。分岐点にぶつかる度に、それが正しいととしてもちょっと不安になってしまう。今のところ、ナビゲーションはそれほど難しくないし、私のスピードも良すぎるくらいだ。何より大事なのはしっかりバイクの上に乗って、日々のゴールに到着することだ。速いライダーたちの中にあってこんな良い成績になるとは思ってもみなかった。正確に走れる自信はあったが、何より毎日ナビが上手くいっているので、この成績なのだろう。
今日のSSの初盤はかなりスピードが出せるコースで好きなタイプだった。その後は、ナビ・コースなので、一人だと絶対ミスすると解っていたので少しスピードを落とさなければならなかった。でも、そこではみんなミスコースしていた。その後はうまくいった。»

014 -アラン・デュクロ (SS6位)
イメージ通りの良い調子で走っている

« 今日は、明日良いスタートがきれるよう成績を出したいと思っていた。昨日は50kmも他のライダーの埃の中を走らなければならなかった。それを今日も引きずっていて、なかなか前に出られなかった。ペドレロが総合順位で10位になってしまったのは残念だ。
肉体的には、今日アンデスのコルディエール峠越えがあったので、明日はつらい日になりそうだ。でも、イメージ通りに、良い調子で走っている。今ここで私の戦略を話すわけにはいかないが、一つ持っている。明日のSSは大きなタイム差ができないので、とくに重要と言うわけではない。しかし、後に続くレースの為に、それなりに良いポジションにつけていた方が良い。»

027 – マチアス・ウォークナー(SS3位)
ゴールできたのはむしろクール

« 今のところ私が勝ったが、他に何人か速いライダーがこの後到着する。いくつかミスはあったが、今日は良い走りが出来たのは確かだ。多くの飛び石もあってリスクも多かった。ゴールできたのはむしろクールだ。ホアン・バレダ より速かったが、彼はコースをオープンしているので私より彼のほうが難しい。初めての本格的なラリーなので、ともかく楽しんで走りたい。その後で結果がどうついてくるかだ。今はともかくできる限りのことをしながら1km、1kmと進むだけ。この先、もっとナビゲーションがあって、本当に難しいステージもあると思う。これまでにやってきた2輪でこんな体験は無かった。»

クワッド部門

255 – セバスチャン・ハルペルン (SS2位)
トップ集団と常に接触していられるよう頑張る

« 今日のSSは100kmくらいまで良いスピードで走り始めた。そこで川の水が数日の雨で増水していた。川を渡るのは非常に難しく、たいへんだった。その後のステージで少しスピードを出して挽回できた。SS2位だそうだが、それが本当なら今日はポジティブな日だったということになる。面白いのは総合タイムでわずか15分の中に4,5人ものライダーがひしめき合っていることだ。それはクワッド部門にとってもライダーにとってもポジティブだ。競技を活気づけてくれる。トップ集団と常に接触していられるよう頑張ろうと思っている。特に2つのマラソンステージで。今回のダカール・ラリーは非常に距離が長い上、チリのステージは人もマシーンも痛めやすいコースだ。

251 – ラファウ・サノク (SS3位)
これまでのところ絶好調

« ラリー始めとしては上出来。今日はナビ・ミスして20kmあまりロスした。それで、2,3分タイムを失った。こんなだからSS優勝できない。
これまでのところ絶好調だ。昨日は究極のハードなコースだった。目の前に立ちはだかる巨大な山を前に、他の同じレベルのライダーがすぐに追いついてくるのでその準備をしなければいけないと思った。»

オート部門

301 – ナセル・アルアティヤ (SS5位)
ナビが良い仕事だった

« 昨日ほどで難しくはなかったが、今日のSSはナビゲーションを確実にやらなければならなかった。2輪の轍が無いので、我々にとっては不利だった。しかしマチュー(ボーメル)が良い仕事をしてくれた。今日はリスクを冒さないで走ろうと決めていた。目標はトップ5に入って、明日良いポジションでスタートし、昨日のようにアタックすること。»

303 – ジニエリ・ド・ヴィリエ(SS2位)
SSの終盤は非常に注意を要した

« このSSは思ったほど簡単じゃなかった。調子良くスタートしたが、ナセル・アルアティヤに追い付くのに、飛び石に当たり、その上パンクまでした。タイヤのリムを交換しなければならなかった。その後ロスした分を取り返そうと再びアタックした。2,3か所ナビが難しい所があったがディルク・(フォン・ジッツウィッツ)がきっちり仕事をした。ピストがスピードを出し易いがギャップだらけなので難しい所だった。ギャップに足を取られてつまらないミスをしないよう、本当に集中していなければならなかった。»

LINEで送る