1月4日  第1ステージ : ブエノス・アイレス – ヴィージャ・カルロス・パス
リエゾン:144km  スペシャルステージ:175km  リエゾン:519km

モト部門

006 – サム・サンダーランド
タイトル保持者… 最初の日から!

« 最初の日の戦略がどうかなどと評価するのは難しい。というのは、まだ本当に早いのかどうかがよくわからないから。そして、最初の日に全速力を投入しないことも大事だ。後に続く日の為に抑え気味に走らないといけない・・・・。とはいえ、今日はすごく良い走りができたと思う。それはいつもながら嬉しい。バイクは素晴らしいできで、速いので、僕はそれに応えてよいタイムを出さなければならない。最初の日から、僕がタイトルを取ったなんて・・・・。最後のステージでそうなりたい。まだ175kmしかやってない。まだ先は長い。»

007 – パウロ・ゴンサルヴェス
それを知っていたら、もう少しアタックしたのに・・・

« ダカール・ラリー2015がとうとう始まったんだね。今日サムとわずか数秒差で2位になると知っていたら、SS優勝するようもう少しアタックするのだった。でもま、すべてうまくいっているし、満足だ。明日は長いステージになるので、トップグループと戦わなければならない。今自分にとって大事なのは、自分の走りをすることだ。他の年の時のようなトラブルをしないことだ。何事もなく良いポジションで終わりたい。本当にHondaがダカール・ラリーで勝てるよう、自分が助けられたらと思っている。彼らは私たちの為に、この信じられないようなバイクを作るのにたいへんな努力をしたんだ。だから、彼らにお返しできるよう、ダカール・ラリーでの勝利を手にできるよう手助けしたい。

001 – マルク・コマ
易しすぎるスピードコースだった

«いい感じで走れたよ。今日のステージはすごく易しいスピードコースだった。速すぎるくらいだった。もちろんミスを犯してはいけなかった。レースの初盤は、ほんとうに走りたい気持ちがまさってしまうので、いつもリスキーなんだ。このところ降った雨が水たまりの泥のぬかるみになったところが一部あったが、特に難しいわけでもなかった»

002 – ホアン・バレダ
今日のはウォーミングアップ

« 今日はかなりスピードを出した。時折180 km/h くらいまで出した。ピストにギャップがあって雨水がたまっていて少しリスキィで、それをよけるのが結構難しかった。ゴール手前でマルク・コマと一緒になったので、明日の事を考えて少し抑え気味に走った。明日は、後半ナビゲーションの難しい本格的なダカール・ラリーのコースだ。今日のはほんのウォーミングアップ。明日のコースは別物だ。最も長いSSだし・・・。今、非常にハイなモチベーションで、早く本格的なレースをしたい気分でいっぱいだ。»

クワッド部門

250 -イグナシオ・カザレ
全力を尽くして走りたい

«SSは素晴らしかった。すごくスピードが出せるコースだった。良い走りができたと思う。クワッドがこれ以上出せないと言うほどのスピードで走っていても余裕で、楽しんだ。ゴール手前30kmでクラッチの為に少しスピードを落とした。いよいよレースが始まった。全力を尽くして走りたい»

オート部門

301 – ナセル・アルアティヤ
全くリスクを負わなかった

«今日のは少し速過ぎるコースだった、しかし、良いスタートとなった。他のパイロットがどんな走りをするのか知る必要があった。明日はもっとアタックできるだろう。今日のコースではそれなりに注意しなければいけない所もあったが、まったくリスクを負わなかった。車は絶好調なので、今日SS優勝できれば、明日のコースをオープンして走れるので切っ先良い。ナニ・ローマが道端でストップしているのを見かけた。彼らは車の中にいたので、多分電気系のトラブルかもしれない。ついてなかった。こんなものさ。修理してレースを続けられるよう願っているよ。それは本当にびっくりだが、それも運さ。»

302 – ステファン・ペテランセル
本格的なアタックはしなかった

« 最初のSSを走り始める時って、どれくらいのレベルのパフォーマンスで走ったものかよくわからないので、ちょっとストレスなんだよね。バカなミスをしないよう走らなければならないので、スピードコースの中を良いタイミングでブレーキを踏まなければならない。今日はリスクを負わないよう抑え気味に走った。車のボードをしっかり見ながら、車を理解することに努めた。今日の順位がどうなるのか見当がつかなかった。こんなスピードコースで、思いっきりスピードを出して走るもんじゃない、だから、本気でアタックせずに走った。»

305 –オーランド・テラノヴァ
大事なのは、スタートすること

« やっと始まったねぇ。ようやくレースが始まった、それは本当にステキで大事なことなんだ。残念ながらナニ・ローマがスタート早々トラブルに見舞われた。6kmくらいのところで、フロントを開けていた。我々も温度のトラブルがあった。もっとスピードを出したかったが、後々難しいことになると思ったので押さえて走った。しかし、大したことじゃない。始まったばかりなんだから!»

308 – ロビー・ゴードン
希望どおりのポジション

«今日は慎重に走った、それで3位になった。ナセル・アルアティヤから1分差。希望どおりのポジションだ。ジョニーはスーパーな仕事をしたが、まったくアタックしなかった。今年はきっと良いレースができるだろう。トップと1分の差、むしろ良い結果だ. »

304 – カルロス・サインツ
イメージ通りのSSコース

«90°角のカーブがたくさんある超スピードコースで、イメージしていた通りだった。非常にスピードを出しやすい良い路面だった。このSSを思い通りの成果を出せたので満足している。他のパイロット達は、我々2輪駆動と違い、もっとスピードを出せたとおもうのだが。»

303 – ジニエリ・ド・ヴィリエ
本格的なレースは明日から

« SS初盤は本当にスピードの出るコースだった。しかし私たちは全くリスクを負わないよう走った。カーブでは大きくターンし、確実にゴールするよう走った。今日の結果には満足だが、本格的なレースは明日からだ。私たちのクルマは飛躍的に向上した。トップ争いも可能かもしれない。いずれにしても私たちは全力を尽くす。ナニ・ローマが、スタート点直ぐのところでストップしているのを見かけた。
何か壊したのかよく見えなかった。ライバルは他にもたくさんいるので、ナニ・ローマが戦線から離脱したとしても変わらない。ナセル・アルアティヤはすごいスピードで走るだろうし、すごいスピードで走るのは彼一人ではない».

300 – ナニ・ローマ
僅か3kmで… ありえない! »

« 何と言ったらよいのか。SSをスタートしてたったの3km地点だった。オイルランプが点灯した。あらゆる手を尽くして、交換できるものはすべて交換した。そして10km地点でオイルが回っていないのがわかった。オイル・ポンプが故障したのかどうか、わからない。スタートしてたった3km・・・ありえない!
これまでリタイアしたこともあるし、いろいろ壊れたこともあった。でも、ダカール・ラリーでこんなに早く壊れるなんて・・・・。ひどい!ミッシェルと私とで何か月もかかって作り上げた仕事の代価なんだ。でも、しかし、こんなものかもしれない。受け入れなくてはならないんだ。MINIは頑丈で、良い車だし、走り易いとみんな行っている。しかし、機械は時に気分屋だ。これから、トップ集団に入れるよう頑張る。最低の日だったが、まだレースを続けている。ともかく頑張るよ».

カミヨン部門

504 – ハンス・スティシー
ノっている!

« とても嬉しい!このSSで勝とうと思っていた。アレス・ロプライスの埃をかぶりながら走ったが、良い仕事ができた。去年、一昨年とトラブル続きだった。しかし今回は調子良いし、自分でもノっているんだ。何の保証もないが、すべてバッチリ行っているんだ。この大会で勝つにはすべての事がきちんとおさまっていなくてはならない。今回すべてが準備万端まとまっていて、パーフェクトにオーガナイズされていて、勝てるような気がする。だからこの調子でやっていく。»

503 – アレス・ロプライス
思い通りにスタートできた

« このカミヨンをスーパーマンと呼び始めた。ダカール・ラリーではちょっとしたことで大きくタイムをロスするものなんだ。だから調子の良い時には、タイムがすごく良い。今日のようなWRC的なコースでは、この非常に安定性のあるカミヨンにぴったりなんだ。カミヨンに信頼がもてて、私たちのアドバンテージを上手に使って走り続けることができる。思い通りにスタートできた。

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