1月15日 (日)  第14ステージ  ナスカ→ ピスコ
リエゾン : 254㎞
SS : 29㎞

モト
002 – シリル・デプレ : 今日のことは一生の思い出だ

毎日、小さなことに気を付けてきた。俺の宿題をきちんとできたことは嬉しい。俺のような職業では、うまく行くと優勝にありつける。今日、優勝できた。こんな嬉しいことはない。今回は、俺が今まで出たダカール・ラリーの中で一番難しかった。肉体的にも厳しかったし、何よりも精神的にきつかった。毎朝チャレンジの気持ちを立て直し、戦う、それは頭の中では非常にハードだ。それは42kmのマラソンとは全く違う、ここでは毎朝、毎朝、辛い仕事に出かけなければいけないんだ。優勝はどんなものでも素晴らしい、しかしこれだけは格別だ。なぜなら、状況は最後の最後までわからないからだ。毎秒が戦いの中で、シナリオを描くことなんかできない。これまで、85回か90回くらいラリーに出たが、今回が最もハードに戦った。今日の事は一生の思い出だ。
ステファン・ペテランセル?彼は別世界の人だ。俺がクルマを運転する才能があるかどうかわからない、試したこともない。はっきりしているのは、彼は素晴らしいパイロットで、俺にとってルーベン・ファリアのように、彼はジャンポール・コトゥレとすばらしいチーム・メイトがいるってことだ。

001 – マルク・コーマ :もっと一生懸命練習する
総合2位で終わったが、それは簡単ではなかった。毎日精いっぱいできるだけのことをやった。シリルを祝福するよ、彼は本当のチャンピョンだ。しかし、来年は勝てるようもっとたくさん練習する。私達は交代で優勝しているから、本来なら来年は私の番だ。でも、その前に、練習しなくては。
 
 

003 – エルダー・ロドリゲス : 解決策を見つけるつもり
ダカール・ラリーが終わるというのは、いつもながら素晴らしい。しかもポディウムに登れた、信じられない。マルクとシリルという二人のスーパーなライダーがいて、彼らと戦うことは非常に苦しかった。第4ステージで、20分タイムを失い、その2日後に20分またロスした。だから40分、これを挽回するのはそうとう難しいと思った。ダカール・ラリーで勝つには、年間かけて完璧に準備し、レースの間中、すべてが順調に進まなければならない。彼らのレベルに達せられるよう解決策を見つけるつもりだ。すべての点において少しずつ足りないが、何よりも、強力なストラクチャーを手に入れるお金が必要だ。

クワッド
250 – アレヒャンドロ・パトロネッリ :最初から最後まで完璧

ステージは良かった。ダカール・ラリーが終わったことが信じられない。レースは時々非常に難しかったが、すべてうまく終わった。これで2度目の優勝だ。続けて2度優勝というのは非常にたいへん。去年は途中手をケガし、走るのが辛かったが、今年は完璧だった、最初から最後まだ。まったくトラブルがなかった。神様のお陰だ。応援してくれた人達にお礼を言いたい。
 
 

オート
302 – ステファン・ペテランセル : 信じられない

ダカール・ラリーで一回優勝することがこんなに難しいとわかると、10回も優勝できたことが信じられない。再び優勝を手にするまで5年、本当に長かった。南米で勝てたたことは、私の優勝の中で最高の勝利で、ものすごくほっとした。最初の週ずっとライバルと激しいバトルが続き、プレッシャーがレースの間ずっとあった後でのことなので、なおさらだ。X-Raidチームに勝利をもたらすことができたというのはスペシャルだ。スベン・クォンツ(Sven Quandt)は長い間それを望んでいたから。私がこれ以上良いレースができるかどうかわからない。他のドライバーにとっては、レコードを打ち破るのはもっとむずかしくなるだろう。
今回のレースは非常にストレスで、エキサイティングで、刺激的だった、そして最後にこんな喜びがあった。今のところ、チームのみんなと一緒にお祝いをするよ。その後はどうかな。
私の優勝の中で何よりも感激したのはモト部門で優勝したときだった。その勝利の感覚はまた格別な気がする。年をとってきたし、パフォーマンスも落ちた市、南米向けにできていないし・・・・どうかなと思い始め、そこで今回は微笑みをもたらしてくれた。が、実は今でもレースの時にポケットの中に、モト時台のブルーのバンダナを持っているんだ。ブルーのバンダナは私の起源だからね。

303 – ロビー・ゴードン : 我々は4番目の敗者
我々、今朝は非常に早かった。20kmちょっとのコースで2位のクルマに1’30”のタイム差をつけた。常々、2位というのは1番目の敗者だと思っている。だから我々は4番目の敗者なんだ。しかし、何より良いことは、我々は他がどうであれ、ラリーで最も早いクルマを持っているということだ。私のHummerとナセルのHummer、我々は最も早いクルマを持っていたんだ。たぶん、また出ると思う。

305 – ホアン・ナニ・ローマ :チームが勝った、それが何より
非常にポジティブだった。また新たに勝てる状況になったという思いがあるね。良いクルマで、良いチームと共にする事ができた。集中して良いレースをすることができた。私のステージ優勝も補足になった。重要なことはチームが勝ったことと、ミス無しの良いレースをした上での準優勝ということだ。
 
 

301 – ジニエリ・ド・ヴィリエ :来年はもっと接近する
Miniの競技性にくらべたら、私達のほうが不利だとわかっていたから、なんとかトップ5に入りたいと思っていた。私達のクルマは将来のルールをベースにデザインされており、彼らに比べたらパワーが不足している。特に砂の中では。しかし、私達のクルマは信頼性の上で全く問題がなく、私達のチームは非常に良い仕事をした。結果は優秀、初めてレースをしてポディウムに登ったような勝利だ。来年はレギュレーションが変更になるので、私達はもっと接近し、接戦になるのは間違いないだろう。来年私達が優勝を目指すのは間違いないよ。

カミヨン
502 – ジェラルド・デ・ローイ : 父がパリ・ダカで優勝して25年目

すばらしいことだ。今年から優勝できるなんて信じられない。すべてチームのお陰だ。ちょっと感動しているので、サングラスのまま話しするよ。レースのすべてが素晴らしかった。私がダカール・ラリーを始めたのは22歳の時だった。それから10年、父がパリ・ダカで優勝して25年目だ。今朝スタート前、とてもナーバスになっていた、がそれもかわいいもんだ。チームを、そしてカミヨンの中の二人のコ・ドライバーを誇りに思うよ。

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