1月13日 (金)  第12ステージ  アレキパ→ナスカ
モト&クワッド                 オート&カミヨン
リエゾン : 259㎞              リエゾン : 412㎞
SS : 245 ㎞                  SS : 245㎞

モト
023 – ホアン・バレダ : トップ2人のライダーは別格

前半の週はいろいろトラブルがあったが、他はすべて順調だ。毎日、トップ・グループの中で走っている。一回SS5位、そして今日はSS2位、素晴らしい。すごく嬉しい。今朝の海岸の砂浜ではたくさんのワダチがあって、非常に走りにくかった。自分のリズムをキープしながら、ロード・ブックに集中して、ナビゲーション・ミスしないようにしようと思った。2番目にゴール、非常に満足だ。トップ2人のライダーは別格だ。彼らは本当に速いし、経験もある。今年は勉強の年で、この先も一生懸命勉強するよ。来年はポディウム争いに入れるかもしれない。

002 – シリル・デプレ :彼は速いし、悪賢い
今日は素晴らしい景色のステージだった。非常に感動した。近年のダカール・ラリーの中で、最も美しいステージのひとつかもしれない。レースはといえば、コーマに追い付かれ、あまり良い日にならないかもしれないと予想していた。後悔はしていない。SS前半ずーっとアタックしていたから。このダカール・ラリーでは、待っているのではなく、戦って自分から手にしなくてはいけないんだ。コーマというスーパーなライバル、彼は本当に速いし、悪賢い。一筋縄ではいかない。だから、毎日、良いリズムを見つけようとしている。そのリズムは今度は我々の番のようだ。だから明日のスタートは俺にとってナイスだ。

001 – マルク・コーマ :明日、まだ大事なステージがある
今日のは非常に難しかった。シリルの後ろ、4分後にSSをスタートし、追い越すことができた。それは簡単ではなかった。前半ずーっとナビゲーションに集中した。絶対にミスは許されない。しかし、後半で、アタックできる絶好のチャンスがあるのを知っていたので、そこでシリルとのタイムを縮めることができた。明日、まだ大事なステージがある。

クワッド
252- アレヒャンドロ・パトロネッリ :アルゼンチンの最終ゴールの時はもっと簡単だった

本当に今回は簡単ではない、非常に難しいラリーだ。いつもなら、ゴール前の数日はもっとおとなしい。アルゼンチンでのステージのほうがもっとシンプルだった。ここは、デューンは多いし、非常に暑いので、一段と困難になっている。しかし、ともかくほとんど完走まぢかだ。あと少しで終わる。私が言おうとしていることは、アルゼンチンの最終ゴールの時は、最後の2つのステージが簡単だった。だから、おとなしく走って完走だけを考えればよかった。でも、今回は違う。まだこれからも乗り越えなければならない・・・。

オート
305 – ホアン・ナニ・ローマ :運も必要だ

すぐに砂がとても柔らかいことがわかった。だからタイヤ圧を落とした。ステファンがすり鉢の中で動けないでいるのが見えたような気がした。そこで止まった。少し先で、タイヤ圧を上げで走り出したら、こんどは私がスタックしてしまった。ロックを外したまま、全部の砂丘を非常にタイヤ圧を落として越えた。・・・・砂のピストをトップで走った、トップを走るのは並大抵ではないんだ、運も必要だと思った。最後にステファンが我々を追い越したが、ゴールできて嬉しい。多くの競技者のゴールが、今晩かなり遅くなると思う。

302 – ステファン・ペテランセル :今日はあやうくセットバックするところだった
最初の砂丘を越える時に、砂丘の頂上で傾いてしまい、後ろはすり鉢だった。瞬時にして、我々はブロックされてしまった。どんどんタイムが過ぎ、とても長く感じた。少なくとも20分はタイム・ロスした。それって総合トップの座から落ちるってことだった。砂を掻いて、数センチメート単位で進み、ようやく抜け出した。 その後は、ロスした分を取り戻すのに、ある意味かなりのリスクを背負った。ゴールまでの50kmあまりを、これまで自分のラリー人生でこれほどまでやったことが無いくらいアタックした。最終的にゴール手前数kmで追い付いた。彼も何らかのトラブルがあったようだ。砂丘の中でスタックすると30分もタイム・ロスすると常々言っているんだが、その通りになった。今日はあやうくセットバックするところだった。

303 – ロビー・ゴードン :彼らのケツをけとばしてやった
Miniが女の子のクルマだというのを証明してやった。今日は彼らに20分以上ものタイムを付けたから。(車両検査官から規定違反で失格の指示があったことについて) 私のクルマは、去年出ていたのと全く同じシステムで、オフィシャル達に承認されていた。超過のエアの混入は無い。ところが今になって、彼らは考えを変えた。本当にうんざりしていた。ペテランセルと戦うのも、ローマと戦うのも、私をいかさまだと言って私の正直さを疑われることにもうんざりしていた。でも、今日は彼らのケツをけとばしてやった。

EN – Interview stage winner – Stage 12 (Arequipa – Nasca) – 2012/01/13

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