ダカール・ラリー・ワールドツアーは今日はイタリアのミラノにやってきた。多くのダカール・ラリー競技者、とりわけ過去に何度も参加したライダーらが賑やかに席を飾った。
エンデューロでは特にイタリア勢は昔からその才能を示し、ダカール・ラリーでも際立っていた。何度か優勝したことのあるエディ・オリオリ、亡きファブリッツィオ・メオーニなど。イタリアの国旗ポーターとして象徴的な存在のメオーニが亡くなって以来、イタリアのライダーで際立った活躍を見せる者はまだ出てきていないが、アルゼンチンへの参加に興味を示すライダーは少なくない。ルカ・マンカLuca Mancaは2010年大会でリタイアしたが、ダカール・ラリーに向けて着々と準備を進めている、また前大会で肩を骨折してリタイアしたイヴァン・ブアーノIvan BoanoがBetaのマシーンで次大会を目指しているなど、エチエンヌ・ラヴィニュが本人たちから話を聞いた。チーム・アプリリアのリーダー、チャレコことフランシスコ・ロペスがチュニジア・ラリーで転倒、複雑骨折をし、発表会の席で彼への激励のメッセージが伝えられた。

次大会でブエノス・アイレスのスターを予定している競技者には、フランコ・ピコ(Franco Picco)、クワッドのカメリア・リパロティ(Camelia Liparoti)名乗りを上げている。2011年果敢なチャレンジをした2台のフィアット・パンダも2012、ペルーの訪問を楽しみにしている。

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