ダカール・ラリー一行は昨日、オランダへと移動、ラリーのアマチュア、ジャーナリスト、ドライバー、競技者らと顔を合せた。そこでは、ジェラルド・デ・ローイとの再会が待っていた。

ダカール・ラリー・ワールドツアーはオランダのEindhovenで、2012年大会の発表会が開催され、ダヴィッド・キャステラによって南米での次大会の説明が行われた。160名あまりの関係者が参加。前大会総合16位と目標をわずかに下回ったフランス・ヴェルホーヴェン(Frans Verhoeven)は次回への熱い思いを「南米でダカール・ラリーが行われるようになって、ラリーは年々新しいコースを開拓してきた。僕はペルーでどんな砂漠のステージが待っているのか、次が楽しみだ。」と語る。オート部門では、ダカール・ラリー2011大会で総合11位につけたEric Van Loon、モノ・シートのバギーでダカール・ラリー完走を目指すJurgen Van den Goorberghらが、次大会への参加の名乗りを上げていた。

ダカール・ラリーのカミヨンクラスで名をはせる、ジェラルド・デ・ローイ。前大会では1年ぶりに戻ってきたが、前半の早いリタイアとなった。しかしこの早いリタイアがKamazチームと近づくきっかけとなった。ロシアのKamazチームの宿敵、デ・ローイは、Kamazのメディカル・チームからアドバイスを受け、タタルスタンのNaberezhnye Chelnyのアトリエで10日間滞在したのである。「彼らのストラクチャーに圧倒された」とデ・ローイ、2012年大会でのリベンジを目指す。

LINEで送る