ダカール・ラリー・ワールドツアーはベルギーへ。ここに集まった面々は様々な顔を持つ。ステファン・シャリエ(Stéphane Charlier)は名だたるシェフで料理の腕で名をとどろかすライダー、2009大会に参加した。目標は達成できなかったが、情熱はまだ熱くたぎる。そもそも、ベルギーの首都ブリュッセルでの発表会は、彼の店サリコーンで開催された。
シェフはまだ次大会へのプロジェクトを発表していないが、多くの競技者が出場を約束していた。ジャンクリストフ・ホロヴィッツ(Krzysztof Holowczyc ;総合5位)のコ・ドライバーマルク・フォルタン(Jean-Marc Fortin)はベルギー競技者のベスト順位、次大会でも再びホロヴィッツと共に参加を予定している。ステファン・オンラール(Stéphane Henrard)もダカール・ラリー2012大会への参加に向けて、7月のシルク・ウェイ・ラリーでブラッシュアップをかける。発表会に参加した80名あまりの関係者の中には、多くの古参に交じって、未来のライダーらが顔をのぞかせ、ダカール・ラリーの空気を味わっていた。会場には、ペルーのベルギー大使館からCarlos Chavez-Taffur と Osvaldo Del Aguilaが参列。

LINEで送る