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ダカール・ラリー2012大会の発表会が今朝、チリのサンチアゴで開かれ、主催者がダカール・ラリー2013年のゴール地として同市を検討中だとの発表があった

チリの大統領、セバスチャン・ピネラはかねてよりダカール・ラリーの最終ゴール地としてチリになるよう要請していた。そして、今朝、2013年大会の最終ゴールがチリになると確約を得た。
詳細はまだ不明。
この発表会に、大統領は政府のスポークスマンEna von Baerを送り、ニュースのコメントを発表した。「ダカール・ラリーが南米に来てから、チリが最終ゴールになるよう待っていたので、とても光栄だ。」と感慨をこめてスピーチした。しかし、今はそれより2012年大会のことがまず問題。2012年大会では、チリで5ステージ、1日休息日がある。ダカール・ラリーの過去3回の大会で既にコースになったアタカマ砂漠、コピアポ、アントファガスタ、イキケまたはアリカが再びホスト都市となる予定。

Centro de Eventos Casa de Piedraに集まったダカール・ラリーのファンや競技者の中には、最終ゴールでわずか数秒差でトップを取れなかった悔しさがまだ記憶に新しいチャレコことフランシスコ・ロペスFrancisco Lopezが最前列を飾り、次大会での意欲を示していた。2011年大会でトップ25位に入った、チリのエリート・ライダーのダニエル・グエ(Daniel Gouet)、プロヘンス(Prohens)兄弟らも多くのジャーナリストに次大会への目標などを語っていた。彼らも、2013年大会への意欲を示していた。

2012年1月、ペルーは通算27番目のダカール・ラリーを迎え入れる国となる。今朝、2012年大会の通過国として、ゴール地がペルーの首都リマ、他ペルーの3都市がビバークとなる事が決まった。

既にコース設定に向けて準備を進める踏査隊は何度も現地を訪れ、主催者幹部も訪れたりしていたが、今朝、公式のダカール・ラリー代表団がペルーを訪れた。

在ベルーフランス大使館でダカール・ラリーのホスト国となる発表会が行われ、Mme Cécile Pozzo di Borgoがオープニングの挨拶をした。

大会はアルゼンチンとチリを通過した後、ペルーに入り、アレキパで最初のビバークをした後、ナスカ方面に向かい、ゴール前日の最終ステージはピスコへ、そして、リマで表彰セレモニーとなる。表彰式はリマのla Plaza de las Armas、2011年1月15日。

同発表会では、ペルーのスポーツ協会会長、Arturo Woodman Pollitt がペルー政府を代表して「世界最大のラリーをペルーに迎え入れることができて、人生で最高の日」とスピーチした。ダカール・ラリー総監督のエチエンヌ・ラヴィニュは、会場に詰めていた60人あまりのジャーナリストの質問に答えていた。前大会でペルーのパイオニア、前大会で完走したモト部門Carlo Vellutinoとオート部門のFernando Ferrand父子が次大会の参加を約束した。次大会では彼らがペルー人トップを維持できるかどうか楽しみだ。