2015/1/9 第6ステージ :アントファガスタ- イキケ
モト&クワッド :リエゾン:322km スペシャルステージ:318km リエゾン:48km
オート&カミヨン :リエゾン:322km スペシャルステージ:277km リエゾン:48km
モト部門
005 – エルダー・ロドリゲス (SS優勝)
あと1週間アタックできる
« ダカール・ラリーが始まってから体調がすぐれず、2日間はひどく悪かった。そして体調が戻ったものの次の日はメカ・トラブル。今日、ようやく良い走りができてとても満足している。まだこのあと1週間アタックできるので嬉しい。今日のSSで優勝できたら、それはとても嬉しいが、たとえSS2位でもすごく良い。何より、絶好の1日だったのだから。スピードを出して、マルク(コマ)とホアン(バレダ) に追い付くことが出来た。そして、SS最後、さらにアクセルを踏んで走った。»
001 – マルク・コマ (SS7位)
毎日戦わなければならない
«SSスタート後まもなく転んだ。体もメカニックもなんともなかった。問題だったのは、SSスタートしてから思うような走り方ではなかったということだ。その後は良いリズムを見つけた。
状況はシンプルで、ホアンが彼のアドバンスを管理しているので、私は彼とのタイムを縮めなければならない。時に、今日のようにそれができないこともある。それには毎日戦うことだ。この後休息日だ。マラソン・ステージに向けてバイクを充分修理しなければならない。ブエノス・アイレスのスタート以来、肉体を酷使しているので、休息日はありがたい。»
026 – トビ―・プライス (SS2位)
そんなに良いタイムだなんてうそみたい
« 2位 ? 嬉しいなぁ。優勝にこんなに近づけるなんて思ってもみなかった。ウェイ・ポイントを外しそうになって、Uターンして探したんだ。そして、カップ(方向)を確認するのにストップしたりした。それで、そんなに良いタイムだなんてうそみたいだ。
今日のような美しいコースを、バイクにまたがって終日走れるっていいね。これまで何日かナビゲーションが上手くいかなかったが、最終的には比較的良く走れた。今日はあまりナビゲーションが難しくなかったので、うまくかわすことが出来た。
ミスコースしないよう、方向を決める前にちょっと間を置くようにしているんだ。初めてのダカール・ラリーで、トップ集団の中、このレベルにいられるのは良いことだ。しかし、この先、ミスして最低の日もあるかもしれない。今までのところは楽しんでやっている。到る所に応援してくれる人がいてすばらしい、このレースは大好きだ。»
011 – ルーベン・ファリア (SS8位)
非常に難しいが、まだレースを続けている。
« 難しいステージだった。休息日のゴールまで走って来られてうれしい。それが私の最初の目標だったんだ。2か月前の手術以来、十分回復してリハビリできていたわけではないので、とても疲れた。
非常に難しいが、まだレースを続けている。それが一番だ。鎖骨の具合は良いが、他の部分が消耗しきっている。手も痛い。 »
014 – アラン・デュクロ (SS12位)
肉体的に強靭でなければならない
« 貴重なタイムをロスしてしまった。でも、(マチアス)ウォークナーが途中ストップしているのを見た。(ジョルディ)ビジャドムスも見かけていないし、まだゴールしていない。つまり、SSの順位は思ったほど悪くないってことだ。みんな、ミスをし始めた。疲れて犯すミスだ。いよいよラリー・レイドになってきたということだ。まさにその時に休息日で、後半の1週間もハードだと言われている。いきなりマラソン・ステージになるし、山岳部の高度なコースもある、だから肉体的に強靭でなければならない。»
クワッド部門
261 – ヘレミアス・ゴンサレス・フェリオリ (SS4位)
今まで以上にうまく走りたい
« ここまで来られて本当にうれしい。今日のSSはクワッド&モトにとって非常に難しかった。第2、第3ステージでトラブルがあり、タイムを失った。後半の週で挽回できるといいんだが。昨年は、マラソン・ステージでまったくトラブルがなかった。今年も同じように、バイクをいたわってすべてがうまくいくよう走るつもりだ。»
オート部門
300 – ナニ・ローマ (SS3位)
思い通りの走りができるようになった
«クシシュトフ・ホロウィッツを追い越したので嬉しい。フェシュフェッシュのコーナー全域、彼の砂埃の中を走らなければならなかった。今日は良いタイムが出せた。だから私は良い走りができて満足している。もっとタイムを落としていたと思っていたが、それほどでなかったのも驚きだ。
昨日も調子良かった。ゴール手前で3度もパンクしたこと以外、良い走りができた。しかし重要なのは、速く走れることだ。そして今日もそうできた。今、どこを目標にしたものか難しい。
新しい国、ボリビアをディスカバーするのは楽しみだ。ラリー・レイドにとっても良いことだ。しかし、僅か200kmの間に標高0から4000mまで登れるものなのかね。それはたいへんだろう。しかし、そのマラソン・ステージ、楽しみだ。»
301 – ナセル・アルアティヤ(SS優勝)
汗もかかなかった
«今日は良い仕事ができた。ステージを優勝することが出来てうれしい。砂丘区間でアタックしたが、今日はバギー向けのSSなのでそれ以外の所は慎重に走った。汗もかかなかった。今日は存分に私たちの1日を活用できた。我々の目標もしっかり見えてきて、この後それに集中し続ければよいこともわかった。明日はマラソン・ステージだが、最初の日はボリビアに入るのであまり長くない。明日はコースをオープンするのはそれほど大変ではなさそうだ。2日目のスタートが良くなるようなポジションに着けるよう走るつもりだ。»
303 – ジニエリ・ド・ヴィリエ (SS2位)
彼とのタイムを縮めなければならないところ
« あまり長くはないが、思ったほどたやすいSSではなかった。フェシュフェッシュのコーナーがあり、その後はジャンピング・コース、最後は砂丘で視界が非常に悪い。確かなのは、毎日できるだけのことをするということだ。ナセル・アルアティヤに追い付くのは簡単じゃない。彼は本当にものすごく速いから。彼と37秒差だって?彼とのタイムを縮めなければならないところだが、それでもそのタイム差なら悪くはない。»