Category : 2012 Live

速報:
1月14日 (土)  第13ステージ  ナスカ→ ピスコ
リエゾン: 96 km
SS: 275 km

13:51 – カミヨン
513 – デ・アゼベド SS2位

最終ステージの前日、SS2位に飛び込んできたのは、ブラジル人アンドレ・デ・アゼベド(Tatra)。カルギノフと20’14″の差。

13:42 – カミヨン
509 -SSゴール : IVECOの前にカルギノフ

Kamazのカルギノフ、やはり本日のSSを手にしたようだ。ライバルIvecoのハンス・スティシーと22’09″の差、ミキ・ヴィアシォンと23’28″の差、そしてジェラルド・デ・ローイと25’23” の差で、カルギノフのSS優勝がいよいよ確定しそうだ。

13:29 – カミヨン
509 -カルギノフ、ひょっとして・・・

昨日はデューンの中で台無しになってしまったアンドレイ・カルギノフ、今日は驚くような走りでゴールを最初に通過した。3h33’27″で本日のSS優勝なるか?

13:09 – オート
SSゴール : TOP 8の順位は?

SSの順位がほぼ確定した。トップのステファン・ペテランセルに続いて、2位、ジニエリ・ド・ヴィリエ(+8’29”)、3位、レオニド・ノヴィツキー(+12’55”)。4位、カルロス・スーザ(Great Wall +13’39″)。5位、ルシオ・エスキエル・アルヴァレス(Toyota +14’57″)。6位、リカルド・レアル・ドス・サントス(+15’04”)。7位、ホアン・ナニ・ローマ(+22’57”)。宙返りの後、パンクを喫したロビー・ゴードンはトップと36’01″の差だった。
総合順位では、2位のホアン・ナニ・ローマに42’57、3位のジニエリ・ド・ヴィリエに1h15’09の差。4位はレオニド・ノヴィツキー、5位はロビー・ゴードン。

12:56 – オート
319 – アルヴァレス、暫定4位

アルゼンチン人 ルシオ・エスキエル・アルヴァレス(Lucio Ezequiel Alvarez)はステファン・ペテランセルと14’57″の差、暫定4位。

12:44 – オート
301 – ド・ヴィリエ、ゴール、ペテランセル、SS1位

SSゴールにジニエリ・ド・ヴィリエがトップで到着したが、トップ・タイムはステファン・ペテランセルの3h09’57″。ジニエリ・ド・ヴィリエと8’29″の差。暫定3位は、砂丘の中を上手く切り抜けてきたレオニド・ノヴィツキー(+12’55”)。

12:29 – クワッド
263 – ラフエンテ、ポディウム

クワッド部門で、ウルグアイ人セルジオ・ラ・フエンテがSS2位のタイムでゴールした。トップのトーマス・マフェイに7’04″の差で、アレヒャンドロ・パトロネッリが3位に交代。イグナシオ・カザレ(+29’41”)はSS暫定5位。

12:16 – オート
304 – 今度はホロヴィッツ、

Km182で先程ホアン・ナニ・ローマがスタックし、タイム・ロスしたが、今度はクリストフ・ホロヴィッツの番。既に25分近く動かない。

12:00 – オート
303 – ゴードン、今度はパンク

km202宙返りしたロビー・ゴードンがKm221で再びストップ。タイヤのパンクで、修理中。

11:55 – カミヨン
509 – CP1 : カルギノフ、IVECOの前

Km117のCP1をゼッケン509のアンドレイ・カルギノフ(Kamaz)が1h34’59″で通過した。ミキ・ヴィアシォン(+34″)、ジェラルド・デ・ローイ(+2’18”)、ハンス・スティシー(+2’19”)の順。

11:50 – クワッド
257 -SSゴール: トーマス・マフェイ、SS優勝

Km275のSSゴールをトーマス・マフェイがアレヒャンドロ・パトロネッリに8’16″の差でゴールした。弟マルコスは兄の30秒後のゴール。二人の兄弟は、SS序盤で弟にメカ・トラブルがあったものの、終日二人で走行した。これで、総合順位がほぼ確定。アレヒャンドロ・パトロネッリと総合3位のトーマス・マフェイとは2h15’39″もの差がある。

11:41 – オート
303 – ゴードン、宙返り

先程20kmほど手前でタイム・ロスした分を取り戻そうとしたのか、ロビー・ゴードンがkm202で頭から宙返りして、砂に突っ込んだ。搭乗者らは無事。間もなくSSゴールに向かって走り出せそうだ。

11:34 – オート
305 – 今度はローマがスタック

先程ロビー・ゴードンがストップしていたのと同じ所で、ホアン・ナニ・ローマがストップしている。ジニエリ・ド・ヴィリエが後方より追い付き、ちょっとタイム・ロスしたが、すぐに走り出した。ステファン・ペテランセルはここを少し北寄りにコースをとって難なくクリア。レオニド・ノヴィツキーもうまく通過した。

11:13 – オート
303 – HUMMER 再び走り出す

km182の砂丘郡の入り口でストップしていたロビー・ゴードン、7分後再び走り出した。SSゴールまであと90km。

11:07 – オート
303 – ゴードン、砂丘の中

㎞182の砂丘の中でロビー・ゴードンがストップ。既に7分通過したが、まだ動かない。

10:51 – オート
302 – CP1 :ペテランセル、2番目のタイムで通過

㎞117のCP1をステファン・ペテランセルがゴードンと7’16″の差で通過した。現在2番目のタイム。

10:44 – オート
303 – CP1 : ゴードン、トップ

㎞117のCP1をロビー・ゴードンが1h12’28″でトップ通過した。続いてのタイムは、ホアン・ナニ・ローマ(+7’30”)、ジニエリ・ド・ヴィリエ(+8’41”)、レオニド・ノヴィツキー(+8’58”)。

10:39 – モト
001 -SSゴール : コーマ、ロドリゲスに13’25″遅れで到着

マルク・コーマがSSゴールに着いた。トップのロドリゲスに13’25″の差。何より、シリル・デプレと12’38″の差になり、レース最終日前日となった今、総合優勝が手から離れてしまったかもしれない。km207で完全にコースを離脱してしまったミスが遅れた原因と思われる。デプレは明日、最後の29kmのSSを、11’03″のアドバンテージでスタートすることになる。総合2位のジョーディ・ヴィラドムスとは約30分のタイム差がある。

10:31 – モト
001 – エルダー・ロドリゲス、SS優勝か?

ポルトガル人エルダー・ロドリゲスが3h21’16″でデプレより早かった。シリル・デプレと47″の差。

10:28 – モト
002 -SSゴール: デプレ、SS定SS1位

Km275のSSゴールをシリル・デプレが03h22’03″で通過した。ジョーディ・ヴィラドムス(+2’13”)、ホアン・バレダ(+4’26”)らも到着。大きく遅れているコーマの到着を待っている。

10:12 – カミヨン
515 – ペップ・ヴィラ、スタック.

SSのkm20で今度はスペイン人、ペップ・ヴィラがストップ。先程km8でストップしていたフランス人ジョー・アデュアも、再び走り出したが、再度ストップ。2台のカミヨンは砂丘郡の入り口で砂丘越えの困難に直面していると思われる。

10:05 – モト
001 – KM 232 : コーマ、総合1位の座 失う.

マルク・コーマ、少し前にミスコースしたが、それが非常に高い代償がついてしまったようだ。Km232をデプレはコーマに12’52″もの差を付けて通過した。

09:57 – カミヨン
518 – スタート直後、アデュア、ストップ

昨日のSSでみごとな活躍をみせたSS4位、総合5位につけたIvecoのフランス人ジョー・アデュア、今朝チーム・メイトと共に時間通りスタートしたが、km8でストップ。既に5分になる。

09:43 – モト
001 – コーマ、ミスコース

km207でマルク・コーマがミスコースし、かなり遠くに行ってしまった。2kmも違う方向に向かっている。そして、ライバル達、トップライダーも後に続いている。コーマはUターンして、正規のコースに向かっているところ。コースを間違えなかったジョーディ・ヴィラドムスとホアン・バレダが現在、コースをオープン中。

09:26 – クワッド
257 – CP1 : マフェイ、トップ通過

㎞119のCP1をトーマス・マフェイが1h37’19″でトップ・タイム通過。パトロネッリ兄弟が先程メカ・トラブルでストップしていた時に追い越した。兄アレヒャンドロと4’15″の差。

09:23 – モト
002 – デプレ、アドバンテージ減る

サンチアゴ傍の砂丘郡入口のKm186地点。コーマがデプレの遅れを少し取り戻す。先程CP1で5’10″の差だったのが、ここでは2’14″になった。

09:17 – オート
303 – ゴードン、SSスタート

9時10分、オート部門がスタートした。トップはロビー・ゴードン。続いてレオニド・ノヴィツキー、ジニエリ・ド・ヴィリエ、テンブリンケ、ホアン・ナニ・ローマ、ステファン・ペテランセルの順。

09:07 – クワッド
パトロネッリ、数分タイム・ロス

km99でパトロネッリ兄弟のYamahaが同じ所でストップしている。今朝はマルコスがトップ走者なので、彼にメカ・トラブルがあったと思われる。数分ストップした後、いっしょに走り出した。

08:56 – モト
023 – バレダ、ミスコース

若いスペイン人、ホアン・バレダがkm148でミスコース。東に向かってしまい、間もなくUターンした。シリル・デプレ、マルク・コーマはついて行かなかったが、このワダチを追ってミスする他の競技者が出てくることになるだろう。

08:32 – モト
002 – CP1 : デプレ、トップをひく.

㎞119のCP1をシリル・デプレが1h15’28″でトップ通過。続いてホアン・バレダ(+2’14”)、エルダー・ロドリゲス(+3’15”)、パウロ・ゴンサルヴェス(+3’35”)、ジョーディ・ヴィラドムス(+3’38”)。マルク・コーマはデプレと5’10″の差。

08:07
㎞ 95 : デプレ、コーマを追い越した

㎞95をマルク・コーマが7h41’19″に通過、一方シリル・デプレは7h38’59″。シリル・デプレはマルク・コーマの6分後にスタートしたので、ここで3’40″の差をつけたことになり、トップを引いて走っているようだ。CP1まであと30km。

07:03 – モト
001 -モト、SSスタート

モト部門がSSをスタートした。トップはマルク・コーマ。シリル・デプレは4番目のスタート。最初のCP1は119km先。

05:31 – モト
モト部門、リエゾンをスタート

モト部門がリエゾンをスタートした。マルク・コーマ、ホアン・バレダ、ジョーディ・ヴィラドムス、シリル・デプレの順。ここから96kmのリエゾン、その後275kmのSS.モト100台、クワッド12台がSSスタートに召集されている。

02:30
ナスカ→ ピスコ : 太平洋にそったコース

今日の第13ステージは、96kmのリエゾンの後、275kmのSS。最終日の前日、決定的な差をつけられる最後のチャンスだ。ペルーのステージでは砂丘が主役。モト部門では、シリル・デプレの総合トップを揺さぶる出来事が起こるのか?はたまた、ステファン・ペテランセルの安泰ともいえない総合トップを書きかえるような事態が降りかかるのか?クワッド、カミヨンの総合トップは他を大きく引き離しているが、ダカール・ラリーでは何が起こるかわからない。今日もまたハードな1日が待っている。一見同じように見えるが、実はさまざまに入り組んでいる砂丘と砂丘の間を抜けながら、たくさんの砂丘郡を越えなければならない。ここまでの数千キロ走破してきた疲れと戦わなければならない。ここで、究極のエンデュランスという意義をかみしめる。

1月14日 (土)  第13ステージ  ナスカ→ ピスコ
リエゾン: 100 km
SS: 275 km

モト
002 -シリル・デプレ :精神的に非常にハードだった

俺はチームメイトのトラブルを喜ぶようなタイプの男じゃない。マルクにトラブルがあったのだとしたらなおさらだ。すごいプレッシャーの中で今朝スタートしたが、彼も同じということは知っていた。リスクを負わないよう、しかし他のライダーがカーブしている所ではできるだけまっすぐ走るというように、タイムを縮める努力をした。給油ストップした時、俺がマルクより5分早いと聞いた。その後、今度は俺が2,3回タイム・ロスした。たいしたことは無かったが、集中しなければならなかった。今日は本当に、本当に精神的にハードだった。いつものことながら、それから解放される最終日が待ち遠しい。ダカール・ラリーでいろいろな事が起こるのを見てきた。今回もだ。冷静を保ちながら、あと少しのダカール・ラリーを楽しみたい。

001 – マルク・コーマ : もう、走り出せないかもしれないと思った
スタートした時は非常にスピードが出て、快調な滑り出しだった。ラリーで、トップを引き続けるのが難しいことはわかっていたから、自分がイメージしていたより早いスピードだった。km25でバイクの調子が悪くなり、スピードダウンしなければならなかった。ギアボックスのトラブルだった。もう、走り出せないかもしれないと思った。だから、今日ゴールできただけでとても嬉しい。しかも総合2位のまま、有り難い。ラリーの間中、ずーっと戦ってきた。そして、どんな時でも、精いっぱいできることをやった。そんなものだ。これ以上できないというところまで戦わない、そっちのほうが情けないことだ。

003 – エルダー・ロドリゲス : SS優勝、いつものことながら嬉しい
SS優勝、いつものことながら嬉しいね。そして、総合でポディウムに登れたら、言うこと無い。今回、いくつかのステージで、最高の走りができたかもしれない。しかし、いくつかトラブルもあったので、SS優勝がとれなかった。しかし、今日は非常にスピードを出して走ったので、シリル・デプレやマルク・コーマとのタイムを縮められた。すごく良いことだ。来年はもう少し順位が上げられると思う。チームと1年間いっしょに準備したら、その可能性はある。新しいバイクにして、それでテストしてみて、さあ、どうなるか楽しみだ。

クワッド
257 – トーマス・マフェイ :非常に景色が美しかった

明日のステージで終わりだ。そしてリマに着ける。完走という目標がひとつかないそうだ。もちろん、今日の成績は良かった。嬉しいよ。海辺のコースで非常に景色が美しかった。とても高い砂丘を越えなければならないところがあった。2か所ナビゲーションが難しい所があった。そこでリズムをキープしながら走るのは、一人で走るのと、二人いるのとで大きく違う。

250 – アレヒャンドロ・パトロネッリ :とても感動した
もうすぐ終わりだとおもうと嬉しいね。あとSS29kmと2つリエゾンが残っているだけだ。次のダカール・ラリーの優勝も考えられる。今日は、気合いを入れて走らなければならなかった。上手く走れた。すごく感動したし、嬉しい。明日優勝できたら、家族、チーム、アルゼンチン、ラス・フローレス(地名)にとって素晴らしい瞬間になる。最後のステージで何も起こらないよう祈らなくては。他のライダーとのタイム差は充分ある。すべてパーフェクトだ。

オート
302 – ステファン・ペテランセル :今夜も思いっきり呼吸はできない

今日は優勝目的のステージではなかった。特に昨日の翌日なので、罠にはまらないようにつとめた。砂丘越えは、難度でいえば、今までのダカール・ラリーで一番難しいステ―ジだった。SS序盤からタイヤ圧を落とす戦略にした。だから、場所によって、本当に慎重に走らなければならなかった。しかし、上手く砂丘を抜けられた。
昨日は優勝がこぼれ落ちてしまうかもしれないと非常に精神的プレッシャーがあった。勝利は少しずつ、日々の努力によるものだ。まだ30kmのSSが残っている。我々のクルマにメカ・トラブルが起こるかもしれない。まだ、今夜も思いっきり呼吸はできない。本当に安堵できるのは、ポディウムに登ってからだ。

305 – ホアン・ナニ・ローマ : すり鉢にハマった
今日は私のレース人生の中で、一番難しいSSだった。前で転んだモトのライダーを避けようとして、砂丘のすり鉢の中に落ちてしまった。その中で長い時間動けないでいたところ、運良くリカルド・レアル・ドス・サントスが助けてくれた。ジニエリ・ド・ヴィリエとの差がまだ22分ある。が彼も砂丘にハマっていた。その後、我々はウェイ・ポイントがなかなか見つからなくてタイム・ロスしてしまった。そこで12kmも遠回りしてしまった。しかし、それは自分のせいだ。集中が足りなかった。それでもまぁ、ゴールできた。それだけでも有り難い。ダカール・ラリーなのだから。

303 – ロビー・ゴードン :信じられない
とても良いリズムで走っていた。が、砂丘をブーンとジャンプして、クルマのノーズから砂丘に刺さってしまった。そこでブロックされ、40か45分くらいタイムを失った。その間ステファン・ペテランセルが追い越して行った。で、我々も急いで彼の後を追った。クルマが宙返りし、その後、クルマを起こして、再び走り出す、信じられない。Miniチームに大きくアドバンテージがあったので、今日はへし折ってやりたかった。一時、彼らと30分も差があったのだから。ともあれ、面白かった!

301 – ジニエリ・ド・ヴィリエ : 良い仕事ができた
今日また、非常に難しかったから、ゴールできて嬉しい。何度もストップしてタイヤ圧を落とさなければならなかった。ローマが砂の中でスタックしているのを見かけた。ゴードンがブロックされているのも見た。ゴールで我々がトップで通過した。良い仕事ができた。明日、この順位で終われば、我々にとって大きな勝利だ。その上、ポディウムに登れば、クルマが充分コンペティションのパフォーマンスがあることを証明できる。

カミヨン
502 – ジェラルド・デ・ローイ : タイヤ圧を戻すことができなくなってしまった

今日のステージは非常に難しかった。ミスしないよう走った。いつもより重いプレッシャーがあった。タイヤ圧を戻せなくなるという、タイヤのトラブルもあった。だからそれがとてもストレスだった。タイヤ圧を落としたまま走っていると、タイヤがパンクし易いので、ものすごく気を付けながら走った。ゴールに到着できて嬉しい。今年は、背中の痛みはなかったし、肉体的な問題はまったくなかった。とてもハッピーで、将来が楽しみだ。

EN – Interview stage winner – Stage 13 (Nasca – Pisco) – 2012/01/14

1月14日 (土)  第13ステージ  ナスカ→ ピスコ
リエゾン: 100 km
SS: 275 km

一息ついたシリル・デプレとステファン・ペテランセル

ロドリゲスが今大会初めてのステージ優勝。だた、この第13SSで本当に勝利したのはデプレかもしれない。コーマのギア・ボックスが故障したことにより、12’38のタイム差をつけ、プレッシャーから解放された。リマのゴール前日の今日、総合タイムでデプレはコーマに11’03 のアドバンテージとなった。オート部門では、トップ・グループが何かと大きなトラブルに見舞われた日。ローマが砂丘のすり鉢でスタックしたり、ゴードンが宙返りしたり・・・。非常に難しいコンデションの中、ステファン・ペテランセルが今日また際立った走りで、今大会3度目のステージ優勝を果たした。そして、総合タイムで、次席と42’57の差。

モト部門 :エルダー・ロドリゲスにとって名誉、シリル・デプレにとって勝利の日となった今日のステージ。SSを最初にスタートしたマルク・コーマはkm25でギア・ボックスが壊れ、コースのオープンができなくなってしまう。一方デプレは、4番目のスタートを上手に利用し、最良の出来栄えの日となった。デプレは前を走る3人のライダーを速やかに追い越し、ロドリゲスを従えて走る。2速、3速のギアが壊れていたコーマを追い上げプレッシャーをかける。そして、ついにkm207での・コーマのミスコースが、二人の勝負に決定を下した。ロドリゲスがその結果、今大会初めて、通算5度目のステージ優勝。デプレは47”の差で、ロドリゲスに優勝を贈ったが、その代わり、マルク・コーマと12’38の差を手に入れた。

明日29kmのSSが残るだけとなった現在、総合タイムでシリル・デプレがトップに返り咲いた。しかも、11’03の差で、総合優勝への最後のステージを余裕で走る可能性を手に入れた。コーマは今晩エンジンを交換して、45分のペナルティがかかることは一目瞭然。一方、本日のステージ優勝を果たしたロドリゲスは、これまで3位争いを繰り返してきたライバルのジョーディ・ヴィラドムスに29’45のタイム差をつけ、ポディウム3位はほぼ確定した。

オート部門 :ゴードンはやり過ぎ、ローマはスタック、ペテランセルは安泰の一日。SS序盤でマックスのアタックをかけて走っていたゴードンは、今日も彼のパフォーマンスを示したかった。しかし、あまりにその欲望が強すぎると、往々にして失敗する。それが今日の彼だった。km182で最初のミスで数分タイム・ロス。自尊心を傷つけられたゴードンは、一段とスピードを上げた。そこから22km先で、Hummerが砂丘から宙に舞い、頭から宙返りする。再び走り出すが、36分ものタイムをロスすることになる。
ローマもkm182の非常に難しいコーナーで、25分以上スタックする。チーム・メイトのレアル・ドス・サントスに牽引して、すり鉢からようやく抜け出すが、ゴールした時には、トップと22’57もの差ができてしまった。ペテランセルは、多くの経験を生かし、罠の多いコースを巧みに抜けて、非常に難しい状況の中、今日またSS優勝を手にした。モト・オート併せて通算59度目のステージ優勝。SS2位はジニエリ・ド・ヴィリエ(+8’29)、3位はチーム・メイトのロシア人レオニド・ノヴィツキー(+12’55)。
総合順位では、2位のホアン・ナニ・ローマに42’57、3位のジニエリ・ド・ヴィリエに1h15’09の差。4位はレオニド・ノヴィツキー、5位はロビー・ゴードン。ノヴィツキーとゴードンの差はわずか7’09。

クワッド部門ではパトロネッリ兄弟が、最後の大きなSSを上手にコントロールしたに違いないが、ライバルのトーマス・マフェイはそれ以上に手にしたものが大きかったのではなかろうか。トーマス・マフェイは今大会3度目のステージ優勝によって、彼の可能性を再認識させることとなった。一方、コピアポのステージで2度のステージ優勝を手にしたライダーセルジオ・ラ・フエンテが、本日SS2位でアルゼンチン勢に食い込んだ。
総合順位では、本日のマフェイの優勝は順位を交代させるまでにいたらず、アレヒャンドロ・パトロネッリ、マルコス・パトロネッリ、トーマス・マフェイの順番のまま。

カミヨン部門では、昨日大きく後退したロシアのアンドレイ・カルギノフが今大会2度目のステージ優勝を手にした。2位のブラジル人、アンドレ・デアゼベドに20’14の差、ハンス・スティシーに22’09の差。総合順位は依然変わらず、1位ジェラルド・デ・ローイ、2位ハンス・スティシー(+53’16)、3位アルチュール・アルダヴィシュス(+1h48’25,)。Kamazは一応ポディウムに1台入れることができそうだ

EN – The stage summary – Stage 13 (Nasca – Pisco) – 2012/01/14

EN – The stage summary – Stage 13 (Nasca – Pisco) – 2012/01/14

EN – Interview stage winner – Stage 13 (Nasca – Pisco) – 2012/01/14

EN – Magazine – Stage 13 (Nasca – Pisco) – 2012/01/14

EN – Image of the day – Stage 13 (Nasca – Pisco) – 2012/01/14」

EN – Landscape of the day – Stage 13 (Nasca – Pisco) – 2012/01/14

1月13日 (金)  第12ステージ  アレキパ→ナスカ
モト&クワッド                 オート&カミヨン
リエゾン : 259㎞              リエゾン : 412㎞
SS : 245 ㎞                  SS : 245㎞

モト
023 – ホアン・バレダ : トップ2人のライダーは別格

前半の週はいろいろトラブルがあったが、他はすべて順調だ。毎日、トップ・グループの中で走っている。一回SS5位、そして今日はSS2位、素晴らしい。すごく嬉しい。今朝の海岸の砂浜ではたくさんのワダチがあって、非常に走りにくかった。自分のリズムをキープしながら、ロード・ブックに集中して、ナビゲーション・ミスしないようにしようと思った。2番目にゴール、非常に満足だ。トップ2人のライダーは別格だ。彼らは本当に速いし、経験もある。今年は勉強の年で、この先も一生懸命勉強するよ。来年はポディウム争いに入れるかもしれない。

002 – シリル・デプレ :彼は速いし、悪賢い
今日は素晴らしい景色のステージだった。非常に感動した。近年のダカール・ラリーの中で、最も美しいステージのひとつかもしれない。レースはといえば、コーマに追い付かれ、あまり良い日にならないかもしれないと予想していた。後悔はしていない。SS前半ずーっとアタックしていたから。このダカール・ラリーでは、待っているのではなく、戦って自分から手にしなくてはいけないんだ。コーマというスーパーなライバル、彼は本当に速いし、悪賢い。一筋縄ではいかない。だから、毎日、良いリズムを見つけようとしている。そのリズムは今度は我々の番のようだ。だから明日のスタートは俺にとってナイスだ。

001 – マルク・コーマ :明日、まだ大事なステージがある
今日のは非常に難しかった。シリルの後ろ、4分後にSSをスタートし、追い越すことができた。それは簡単ではなかった。前半ずーっとナビゲーションに集中した。絶対にミスは許されない。しかし、後半で、アタックできる絶好のチャンスがあるのを知っていたので、そこでシリルとのタイムを縮めることができた。明日、まだ大事なステージがある。

クワッド
252- アレヒャンドロ・パトロネッリ :アルゼンチンの最終ゴールの時はもっと簡単だった

本当に今回は簡単ではない、非常に難しいラリーだ。いつもなら、ゴール前の数日はもっとおとなしい。アルゼンチンでのステージのほうがもっとシンプルだった。ここは、デューンは多いし、非常に暑いので、一段と困難になっている。しかし、ともかくほとんど完走まぢかだ。あと少しで終わる。私が言おうとしていることは、アルゼンチンの最終ゴールの時は、最後の2つのステージが簡単だった。だから、おとなしく走って完走だけを考えればよかった。でも、今回は違う。まだこれからも乗り越えなければならない・・・。

オート
305 – ホアン・ナニ・ローマ :運も必要だ

すぐに砂がとても柔らかいことがわかった。だからタイヤ圧を落とした。ステファンがすり鉢の中で動けないでいるのが見えたような気がした。そこで止まった。少し先で、タイヤ圧を上げで走り出したら、こんどは私がスタックしてしまった。ロックを外したまま、全部の砂丘を非常にタイヤ圧を落として越えた。・・・・砂のピストをトップで走った、トップを走るのは並大抵ではないんだ、運も必要だと思った。最後にステファンが我々を追い越したが、ゴールできて嬉しい。多くの競技者のゴールが、今晩かなり遅くなると思う。

302 – ステファン・ペテランセル :今日はあやうくセットバックするところだった
最初の砂丘を越える時に、砂丘の頂上で傾いてしまい、後ろはすり鉢だった。瞬時にして、我々はブロックされてしまった。どんどんタイムが過ぎ、とても長く感じた。少なくとも20分はタイム・ロスした。それって総合トップの座から落ちるってことだった。砂を掻いて、数センチメート単位で進み、ようやく抜け出した。 その後は、ロスした分を取り戻すのに、ある意味かなりのリスクを背負った。ゴールまでの50kmあまりを、これまで自分のラリー人生でこれほどまでやったことが無いくらいアタックした。最終的にゴール手前数kmで追い付いた。彼も何らかのトラブルがあったようだ。砂丘の中でスタックすると30分もタイム・ロスすると常々言っているんだが、その通りになった。今日はあやうくセットバックするところだった。

303 – ロビー・ゴードン :彼らのケツをけとばしてやった
Miniが女の子のクルマだというのを証明してやった。今日は彼らに20分以上ものタイムを付けたから。(車両検査官から規定違反で失格の指示があったことについて) 私のクルマは、去年出ていたのと全く同じシステムで、オフィシャル達に承認されていた。超過のエアの混入は無い。ところが今になって、彼らは考えを変えた。本当にうんざりしていた。ペテランセルと戦うのも、ローマと戦うのも、私をいかさまだと言って私の正直さを疑われることにもうんざりしていた。でも、今日は彼らのケツをけとばしてやった。

EN – Interview stage winner – Stage 12 (Arequipa – Nasca) – 2012/01/13

1月13日 (金)  第12ステージ  アレキパ→ナスカ
モト&クワッド                 オート&カミヨン
リエゾン : 259㎞              リエゾン : 412㎞
SS : 245 ㎞                  SS : 245㎞

ナスカのミステリー
本日の3番目のスタートというアドバンテージを最大限生かし、ローマは本日のSSを制した。今大会5度目、通算21度目のステージ優勝。ローマは宿敵デプレにSSで3’57のタイム差をつけ、これにより総合順位も1’35の差で逆転した。オート部門ではゴードンが奮起、今大会2度目のステージ優勝を手にした。ペテランセルは砂丘のすり鉢の中でスタックし、20分あまりタイム・ロスを喫する。が、その後猛然と挽回の走り、ゴールでローマに2’49だけのタイムしか譲らずに済んだ。ペテランセルは総合トップを維持、2位のローマと20分のタイム差。

マルク・コーマは予想どおり、昨日の作戦が功を奏した。SSを3番目にスタート、SSの197kmの間中、死力を尽くしてアタックし、最終的にSS優勝を手にした。今大会5度目、通算21度目のステージ優勝。

一方、第1走者というハンディキャップを負ったシリル・デプレは、コーマの策略を妨害すべくあらゆる手を尽くした。あらゆるリスクを負いながらも、デプレはSS後半の砂丘郡に入る前まで、なんとか30秒以内の差で抑えていた。しかし、柔らかく、罠に陥りやすい砂丘でトップを走りながら、少しずつタイムを失っていく。そして、最後、ライバルに3’57のタイム差をつけられた。

リマまで2日を残すだけとなった本日、SS順位は、トップのマルク・コーマに続いて、SS2位、ホアン・バレダ(+2’43)、SS3位ジョーディ・ヴィラドムス(+3’10)。

マルク・コーマは総合トップに返り咲き、シリル・デプレと総合タイム1’35の差。しかし、明日はデプレが4番目のスタートだ。今度は彼の戦略に軍配があがることになるかもしれない。

そして、総合3位の座を巡っても、相変わらず激しい順位争いが続いている。総合3位にいたエルダー・ロドリゲスは本日トップとの差7’31でSS7位、ライバルのジョーディ・ヴィラドムスは3’10でSS3位。総合ではエルダー・ロドリゲスが順位が上だが、二人の間のタイム差は26’45しかない。

オート部門 : ロビー・ゴードンは本日も華麗なショーを披露し、ステファン・ペテランセルを”不安“にさせた。昨日、クルマの故障で1h50ものタイムをロスし、ポディウムのイスが遠のいた。本日はSSを22番目にスタートし、最初から最後まで猛然とアタック、ゴールで爆弾を落とした。SS優勝、通算6度目だ。SS2位のレオニド・ノヴィツキーと15’18の差、3位のジニエリ・ド・ヴィリエと22’06の差。

SSを1,2番目にスタートしたステファン・ペテランセルとホアン・ナニ・ローマは、デューンの中でスタックし、大きなタイム・ロス。Km145のすり鉢状の穴を抜け出すのに、ペテランセルは20分近くかかってしまった。その後の50kmを、”今までのラリーでこれほどアタックしたことがない“と本人が言うほど、脱兎のごとく走り抜けた。最後ゴール直前で、チーム・メイトに追い付き、トップと2’49.差でゴール。一方ローマもkm155でスタックし、ペテランセルほどではないが、抜け出るのに大きな時間を要した。

総合順位では、最終日まで2日となった今日、ペテランセルはタイム・ロスをなんとか最小限に抑え、トップをキープした。2位のローマと20’00、3位はジニエリ・ド・ヴィリエ。そして、4位はロビー・ゴードン、ド・ヴィリエとの差は37’24だ。

クワッド部門:難度の非常に高い今日のコースにもかかわらず、パトロネッリ兄弟とトーマス・マフェイはいつも通り、他のライダーと大きく離れたまま、終日同じスタンスで走り続けた。結果、兄アレヒャンドロがSS優勝、そして弟マルコスが42秒差、トーマス・マフェイが13分54秒差でゴールした。

総合タイムでは、兄アレヒャンドロと2位の弟マルコスの差は1h19’18”、3位のトーマス・マフェイとは2h23’55”の差。

カミヨン部門:カルギノフは、24時間の間に、ダカール・ラリーの2つの局面に出会った、優勝と惨敗という。昨日アレキパでステージ優勝したカルギノフは、本日のナスカへの砂のピストで、国旗を降ろすことになってしまった。一方ジェラルド・デ・ローイは今大会5度目のSS優勝、総合順位でも不動のトップ。そもそも、SSでは4台のIvecoが1,2,3,4を押さえ、しかもハンス・スティシーとミキ・ヴィアシォンは2台ともトップと32秒の差でゴールしている。

総合順位では、トップのデ・ローイ、2位はハンス・スティシー(+56’30”)、3位はアルチュール・アルダヴィシュス(+1h39’43”)と、順位は前日のまま。カルギノフの後退の恩恵にあずかった、フランス人ジョセフ・アデュア(Iveco)は総合順位5位に上がり、Iveco4台がトップ5入りする望みが出てきた。

EN – The stage summary – Stage 12 (Arequipa – Nasca) – 2012/01/13

1月13日 (金)  第12ステージ  アレキパ→ナスカ
モト&クワッド                 オート&カミヨン
リエゾン : 259㎞              リエゾン : 412㎞
SS : 245 ㎞→ 195.3㎞に変更、全競技者、同じコース         

15:50 – オート
314 – SSゴール : テン・ブレンケ、SS4位
オート部門のSS順位がにわかに交代した。本日素晴らしいパフォーマンスのオランダ人テン・ブリンケ(Bernhar Ten Brinke)がトップのロビー・ゴードンと23’15″の差でSS4位。

15:19 – カミヨン
502 – T IVECO 、1,2,3!
SSゴール手前のデューンの中で苦しんだ挙句、Ivecoの3台がゴールした。トップ・タイムはジェラルド・デ・ローイ、続いてハンス・スティシーとミキ・ヴィアシォン、共に32″の差。カルギノフは未だにデューンの中でストップしたまま。総合順位では、ジェラルド・デ・ローイが相変わらずトップ、2位に56’30”.の差。

15:13 – カミヨン
506 – ファン・ジンケル、走り出す
Ginafのファン・ジンケルがようやく走り出した。

14:43 – カミヨン
509 – カルギノフ、ファン・ジンケルまだ動けない
ロシアのアンドレイ・カルギノフ、km152でスタックして20分以上動かない。ジナフのファン・ジンケル(Wuf Van Ginkel)も同様、長い時間ストップしている。

14:37 – オート
SSゴール : ゴードン、びっくりのタイム!
ロビー・ゴードンが本日のSSを通過した。なんと2h14’32″、つまり先程まで暫定1位にいたレオニド・ノヴィツキーより15’18″も速い。SS最初から最後までアタックしつづけたHummerは、デューンの中でもノ―ミス、ノースタック。

14:33 – カミヨン
カミヨン、入り乱れる
ナスカのゴール手前のデューンの中で、カミヨン数台がスタックして動けない。ジェラルド・デ・ローイ(Iveco)、アンドレイ・カルギノフ(Kamaz)、ファン・ジンケル(Ginaf)、少し離れてミキ・ヴィアシォン(Iveco)も。ハンス・スティシーもストップしていたが、他より早くここを抜けだした。

14:28 – オート
301 -SSゴール : ド・ヴィリエ、暫定2位
デューンの中の走りが非常に巧みなジニエリ・ド・ヴィリエが本日のSS、暫定2位のタイム。トップのレオニド・ノヴィツキーと6’48″の差。

14:26 – カミヨン
533 –アルダヴィシュス、滑っている
カザフスタンのKamazチーム、アルチュール・アルダヴィシュスがkm142で5分以上ストップ、その後際スタートしたが、非常にゆっくりのスピードで走っている。モト&クワッドが走行する時はまだ締まっていた砂も、段々柔らかくなって、重量級のカミヨンにとって走りにくいようだ。このゾーンで動けなくなる競技者がますます増えてきた。

14:21 – オート
312 – 暫定だが、MINIが1,2,3フィニッシュ?
ロシアのレオニド・ノヴィツキーが2h29’50″でSSをゴールした。暫定2位はホアン・ナニ・ローマ(+8’20”)、ステファン・ペテランセルは11’09″の差。

14:10 – オート
304 – ホロヴィッツ、まだか?
クリストフ・ホロヴィッツがまだナスカのデューンの中で動けない。既に20分以上もたっている。ゴールまで35km。

14:07 – クワッド
257 – マフェイ、3位確定
トーマス・マフェイが3h11’23″でSSをゴールし、トップのアレヒャンドロ・パトロネッリと13’54″の差。暫定4位はセルジオ・ラ・フエンテ+16’13″。

14:04 – オート
304 – ホロヴィッツがスタック、ゴードンは砂の上を飛ぶように走る
Km159でクリストフ・ホロヴィッツがストップ。今朝22番目にスタートしたロビー・ゴードンが、既に同じセクターを走行している。今日のゴール手前の砂丘が、彼にとって大きなメリットとなっているようだ。

13:49 – オート
301 – 今度はド・ヴィリエの番
想像以上にこのナスカのコースはクルマにとって非情なデューンらしい。ジニエリ・ド・ヴィリエがkm159でストップ。しかし、ダメージはわずかなタイムで済んだ様子。

13:43 – オート
305 – ローマもスタック
今度はホアン・ナニ・ローマがデューンの中で動かない。ステファン・ペテランセルよりは短時間だが少なくとも数分はタイム・ロスしたはず。今日のSSゴール間近で、なんと多くのオートが苦しんでいることか!

13:40 – クワッド
250 -SSゴール:パトロネッリ兄弟の次は?
パトロネッリ兄弟の驚くべき走り! 二人の兄弟は本日のSSをほぼいっしょにゴールした。二人のタイム差は42″。続くトーマス・マフェイはゴール手前20kmを走行中。

13:32 – オート
302 -ペテランセル、デューンの中
Km142でステファン・ペテランセルがストップしている。ナスカの砂丘の餌食になったか?既に15分以上動かない。オート部門の新たな優勝争いが始まりそうだ。

13:24 – カミヨン
CP1 : IVECO軍団の前をカルギノフ
km72のCP1をアンドレイ・カルギノフ(Andrey Karginov)が48’09″で通過した。ライバルIvecoのジェラルド・デ・ローイと51″差、ハンス・スティシー1’の差、ミキ・ヴィアシォン(+1’2″)

13:02 – オート
303 – ゴードン、速い!
ロビー・ゴードン、まだ勝負をあきらめないのか、すさまじいスピードで他の競技者を追い越し、Km72を39’11″で通過。先程まで暫定トップにいたクリストフ・ホロヴィッツより2’29″速い。

12:59 – モト
007 -ゴンサルヴェス、TOP 5入りか?
ポルトガル人パウロ・ゴンサルヴェスがデプレと5’25″の差で、暫定5位。

12:56 – モト
SSゴール : コーマに続いて、バレダ、ヴィラドムス
スペイン人3人が1,2,3でゴールした。トップはマルク・コーマ、続いてホアン・バレダ(+2’43”)、ジョーディ・ヴィラドムス(+3’10″)。シリル・デプレは4番目、(+3’57”)、ルーベン・ファリア(+7’05”)、エルダー・ロドリゲス(+7’31”)、ステファン・ソヴィツコ(+9’11”)。昨日めざましい活躍をしたフェリペ・ザノル(+9’18”)、ジョニー・オベール(16’25”)、ジェラルド・ファレス(+16’58”)らは、砂丘の為か少し控えめなタイム。

12:47 – モト
016 – パン、再びスタック
フランス人オリヴィエ・パン(Yamaha)がkm162のデューンの中で再びストップ、3分後、再びスタートした。

12:39 – オート
304 – CP1 :ホロヴィッツ、トップ・タイム
km72のCP1をクリストフ・ホロヴィッツが41’40″で通過した。先程まで暫定1位にいたステファン・ペテランセルより1’17″速い。続いてホアン・ナニ・ローマ、レオニド・ノヴィツキー、リカルド・レアル・ドス・サントスとMini軍団が続く。暫定5位にいるのはジニエリ・ド・ヴィリエ。

12:35 – モト
001 – SSゴール : コーマ、制す
SSゴールをマルク・コーマがシリル・デプレと3’57″の差で通過した。これにより、総合順位は昨日までトップにいたデプレと交代、コーマが1’35″の差で総合1位となった。

12:32 – オート
301 -ド・ヴィリエ、暫定3位のタイム
南アのジニエリ・ド・ヴィリエがkm72のCP1を通過、ペテランセルと51″の差。一方、Miniのロシア人、レオニド・ノヴィツキーはトップとの差47″で通過した。

12:25 – オート
302 – CP1 :ペテランセル対ローマ
km72のCP1、ステファン・ペテランセルが42’57″で通過、2番手、チーム・メイトのホアン・ナニ・ローマは14″の差。

12:22 – クワッド
264 -カザレがスタック
イグナシオ・カザレ(Ignacio Casale)がkm105の砂の中で動かない。

12:14 – クワッド
263 – CP 1 : フエンテ、マフェイ、3,4番目のタイム
Km72のCP1を、本大会最初のステージ優勝したセルジオ・ラ・フエンテがトップと2’11″の差で通過した。トーマス・マフェイはフエンテより15 “遅れ。

12:10 – モト
ザノルとオベール、スタック.
昨日まで際立った走りをみせてきた2人ライダー、フェリペ・ザノルとジョニー・オベールがkm159の砂丘でスタック。200m後方を走っていたジェラルド・ファレスは、2人の二の舞を避けることができた。

11:47 – オート
302 -ペテランセル、スタート
現地時間11時35分、オート部門トップ走者、MINIの302がSSをスタートした。ホアン・ナニ・ローマ、リカルド・レアル・ドス・サントス、ジニエリ・ド・ヴィリエと続く。

11:40 – モト
001 – KM 138… コーマ、相変わらずトップを走る
最後のWP(ウェイ・ポイント)、km138をマルク・コーマがシリル・デプレより前に通過。二人のタイム差は41秒。このあとゴールまであと50kmあまり。

11:33 – クワッド
252 – CP1 : マルコス、アレヒャンドロより速い!
Km72のCP1を56’17″でマルコス・パトロネッリが通過。兄のアレヒャンドロは29″後に通過。

11:17 – モト
パン、ストップ
今大会、数々のSSで際立ったパフォーマンスを見せた若いフランス人、オリヴィエ・パン(Yamaha)がkm60でストップ。5分程で再び走り出した。

11:10 – モト
032 – CP1 : ソヴィツコ、トップ・タイム
Km72のCP1をスロバキアのステファン・ソヴィツコが順位を塗り替えた。45’26″でコーマより速く、トップ・タイム。コーマ(+18″)、ヴィラドムス(+19″)、デプレ(+49″)、サノル (+53″)、バレダ(+1’18”)、ロドリゲス(+1’19”)、ファリア(+1’46”)、オベール(+2’07”)の順。

11:05 – モト
010 -ヴィラドムス、コーマの次
Km72のCP1をジョーディ・ヴィラドムスが2番目のタイムで通過した。トップのマルク・コーマと1″ 差。シリル・デプレの次は、ブラジル人フェリペ・ザノル、ホアン・バレダの順。

10:53 – モト
001 – コーマ、デプレを追い越した !
モトのトップ2人のデュエルが始まった。後発のアドバンテージのあるマルク・コーマがKm72を45’44″で通過、シリル・デプレと31″の差。ファレスはトップと3’44″差で通過。

10:07 – モト
002 – シリル・デプレ、ナスカに向かってスタート
現地時間10 :00、モトの第1走者シリル・デプレがスタートした。水かさが増して通過不可能なリオがあり、予定のSSコースの最初の部分がカットされ、km49.7が今日のスタート地点。

05:09 – モト
モト部門、SSスタート
オート部門から15分遅れて、モトのライダー達が本日のSSスタート地、カマナに向かってビバークをスタートした。コースをオープンするのは昨日のSS優勝者シリル・デプレ、続いてジェラルド・ファレス、マルク・コーマ、ジョニー・オベールの順にスタート。

04:57 – オート
オート&カミヨン、ウチュマヨのビバークをスタート
オート&カミヨンが本日のSSスタート地に向かって、アレキパの近くウチュマヨのビバークからリエゾンをスタートした。SSは最近降った雨の影響で一部コースが使えなくなり、予定より50kmあまり短縮される。トップはもちろん、昨日SSを1,2,3フィニッシュしたMINI軍団、ステファン・ペテランセル、ホアン・ナニ・ローマ、リカルド・レアル・ドス・サントス。

02:30
ナスカへのコース
昨夜はモト&クワッド部門がマラソン・ステージの為、オート&カミヨンやアシスタント、主催者らの本部のあるビバークと、別々の一夜を過ごした。モト&クワッドは、SSスタート地である、ラ・パンパ・ブランカの中のカマナ(Camana)まで259kmをリエゾン走行する。本日のSSは全競技者、同一のコース。

エントリーした競技者の内、本日のSSのスタートしたのは :モト178台→102台、クワッド30台→12台、オート161台→82台、カミヨン74台→60台。

EN – The stage summary – Stage 12 (Arequipa – Nasca) – 2012/01/13

EN – Interview stage winner – Stage 12 (Arequipa – Nasca) – 2012/01/13

EN – Magazine – Stage 12 (Arequipa – Nasca) – 2012/01/13

EN – Image of the day – Stage 12 (Arequipa – Nasca) – 2012/01/13

EN – Landscape of the day – Stage 12 (Arequipa – Nasca) – 2012/01/13

1月12日 (木)  第11ステージ  アリカ→アレキパ
モト&クワッド&オート      カミヨン
リエゾン : 120 ㎞       リエゾン : 120 ㎞
SS : 478 ㎞            SS : 432 ㎞

詳細 : 
リエゾン :120㎞ →SSパート1:195km、→ニュートラル・ゾーン :131km→SSパート2 :152km

16:58 – カミヨン
509 – SSゴール : カルギノフ、猛アタックの後、SS優勝

SSの最後のコーナーでロシアのアンドレイ・カルギノフが猛アタック。SSゴールをトップ・タイムで通過した。Ivecoのハンス・スティシーに3’03″の差、ミキ・ヴィアシォンに5’02″の差、ジェラルド・デ・ローイに6’32″の差だった。総合順位では、トップがジェラルド・デ・ローイ、続いてチーム・メイトのハンス・スティシー(+55’58)、総合3位はアルチュール・アルダヴィシュス(+1h20’29)。

16:37 – オート
307 – スーザ、大きな遅れ

Great Wallに乗るスーザも本日、大きなトラブルに見舞われたようで、トップと1’36’50″の差でSSをゴールした。総合順位も大きく後退しそうだ。

16:32 – オート
303 -SSゴール: ゴードン、ついにゴール

ロビー・ゴードンが本日のSSをゴールした。タイムは5h47’33″で、トップのステファン・ペテランセルと1h50’40″の差。SSパート1のゴール手前でメカ・トラブルに見舞われ、ニュートラル・ゾーンで修理していた模様。

15:54 – カミヨン
CP3 : IVECOの間にカルギノフ

CP3を3台のIvecoが先程通過したが、通過タイムではアンドレイ・カルギノフが3位に割って入った。トップ・タイムでCP3を通過したのはハンス・スティシー、2h58’37″。2番目のタイムは、ミキ・ヴィアシォン(+2’54”)、続いてカルギノフ(+4’09”)、ジェラルド・デ・ローイ(+4’31”)。

14:57 – オート
309 - SSゴール: レアル・ドス・サントス、SS3位。

SSをMINIの3台目がゴールした。タイムは、ステファン・ペテランセル、ホアン・ナニ・ローマに続き、リカルド・レアル・ドス・サントスで、MINIの1,2,3フィニッシュとなった。サントスはトップと8’56″の差。

14:38 – オート
302 -SSゴール: ステファン・ペテランセル、SS優勝

ステファン・ペテランセルが3h56’53″で本日のSSをゴールした。通算25度目のSS優勝。暫定だがSS2位はホアン・ナニ・ローマ(+3’44)。暫定SS3位はジニエリ・ド・ヴィリエ(+9’28)、暫定4位レオニド・ノヴィツキー(+10’15)。
総合順位ではステファン・ペテランセルはホアン・ナニ・ローマに22’49の差、3位のジニエリ・ド・ヴィリエに1h11 もの差がある。ロビー・ゴードンは召集時間からかなり遅れてSSパート2をスタートし、本日かなり順位が後退しそうだ。

14:15 – オート
309 – CP3 : 3番目を取り合うバトル

ステファン・ペテランセルから約7分遅れで、リカルド・レアル・ドス・サントスが通過、暫定3番目のタイム。4番目はジニエリ・ド・ヴィリエ、3番目より1’30″遅れ。

13:45 – クワッド
250 -SSゴール : パトロネッリ兄弟 強い

本日のSSゴールを4h53’45″でアレヒャンドロ・パトロネッリが通過した。弟マルコスと31″の差で、またもSS優勝。総合タイムでは、二人の差は1h20’00″。SS3位のトーマス・マフェイはトップと18’57″差でゴール、総合タイムでトップと1h55’43″の開きがある。

13:34 – オート
CP3 :ペテランセルとローマ、トップを走り続ける.

CP3をステファン・ペテランセルが3h08’22″で通過した。暫定2位はホアン・ナニ・ローマ(+1’52”)。ここからSSゴールまではあと70km。ロビー・ゴードンはまだSSパート2をスタートしておらず、手前30kmを走行中。

13:05 – モト
SSゴール : トップ5、確定

本日のSSゴールを25台通過した。モトのトップ・グループが確定、シリル・デプレが本日のSS優勝、SS2位はジェラルド・ファレス (+1’39”)。SS3位、マルク・コーマ(+2’01”)4位、ジョニー・オベール (+3’30”)。5位ホアン・バレダ (+4’53”)。
総合順位では、トップがシリル・デプレ、2位マルク・コーマ(+2’22”)、3位エルダー・ロドリゲス (+1h08’40”)。

12:56 – カミヨン
505 – SSパート1のゴール : IVECO、1,2,3

km194のSSパート1のゴールをハンス・スティシー、ミキ・ヴィアシォン(+4’46”)、ジェラルド・デ・ローイ(+6’32”)の順に通過した。アルチュール・アルダヴィシュス(kamaz)が4番目、+15’04″。

12:50 – オート
MINI2台、SSパート2をスタートした

ホアン・ナニ・ローマとステファン・ペテランセルがSSパート2をスタートした。続いてジニエリ・ド・ヴィリエ。現在、ロビー・ゴードンはスタート地まで100kmあまりの所を走っている。

12:36 – オート
ゴードン、走り出す.
ロビー・ゴードンが数分前、走り出した。SSパート2まであと130km。

12:32 – クワッド
250 – CP2 : 兄弟どうしのバトル

パトロネッリ兄弟がSS後半、楽しいバトルをしている。Km 394のCP2でアレヒャンドロは弟マルコスにわずか31″の差。トーマス・マフェイはトップから4’34″遅れ。

12:22 – オート
303 – ゴードン、ストップしたまま

Km199でロビー・ゴードンがストップしたまま動かない。既に1時間40分が過ぎた。SSパート2のスタートには、ペテランセルとローマがスタンバイし、ゴードンも間もなくコールされる。

12:15 – モト
002 – デプレ、コーマに2分取り返す

本日のSSゴール、KTMワークスの2人のライダー、シリル・デプレとマルク・コーマのバトルの末は、シリル・デプレが2’22″差でSSを制した。SS3位はホアン・バレダ、トップとの差4’53″。今日は、この後ゴールするライダーが、順位を覆す可能性が高い

12:07 – オート
303 -ゴードン、トラブルか ?

SSパート1のゴールを通過した競技者は、ニュートラル・ゾーンを移動して、SSパート2のスタート地に向かう。ロビー・ゴードンが㎞199のMoquega傍の小さな集落の中で10時46分からストップしている。SSパート1のゴール手前でスピードダウンし、その時のメカ・トラブルを修理している模様。いずれにしても、パート2の召集時間が接近している。スタート地までは140㎞もある。

11:50 – モト
028 – ザノル、トップ10入り

先程CP1を3位のタイムで通過したブラジル人、フェリペ・ザノルがCP2を通過。トップと4’14″の差で、6番目のタイム。5番目はジョーディ・ヴィラドムス、7番目はホアン・バレダ。続いて、パルアンデルス・ウレヴァルスター、エルダー・ロドリゲス、フランス・ヴェルホーヴェン、ステファン・ソヴィツコの順。これらモトのトップ・グループのタイム差は、4分以内だ。

11:38 – モト
CP2 : またもや、アウトサイダーがトップ・グループに

今日のSSはアウトサイダーが活躍している。km395のCP2でシリル・デプレと9″差で、ジェラルド・ファレスが暫定2位に入った。続いてフランス人、ジョニー・オベール(+1’11”)、マルク・コーマよりわずかにタイムが良い。

11:19 – モト
002 – CP2 : デプレ、トップを引き続ける

サイド・バイ・サイドの熾烈なバトルが続いているデプレとコーマ、km395のCP2でシリル・デプレがトップ、続くコーマに1’48″の差。現在3番目のタイムは、バレダ+4’19″。

10:51 – オート
309 –レアル・ドス・サントス、暫定3位

リカルド・レアル・ドス・サントスがkm194のSSパート1のゴールを通過、+5’15″で暫定3位のタイム。

10:45 – カミヨン
533 – アルチュール・アルダヴィシュス、SSスタート

本日のSSをカミヨン部門がスタートした。予定61台のトップは、カマズのアルチュール・アルダヴィシュス。続いて、チーム・メイトのアンドレイ・カルギノフ(Andrey Karginov)。カミヨン部門は他の部門とほぼ同じコースだが、一部40kmほど短い。

10:39 – オート
302 – SSパート1のゴール : ゴードンより速いMINI2台

km194のSSパート1のゴールをステファン・ペテランセルが2h17’15″トップ・タイムで通過した。チーム・メイトのホアン・ナニ・ローマに1’59″の差。暫定3位のロビー・ゴードンは+6’02″、4位はジニエリ・ド・ヴィリエ+7’14″。

10:26 – オート
307 – スーザ、デューンの中

Team SMGが製造したGreat Wallでエントリーしているカルロス・スーザ(Carlos Sousa)がkm117で30分以上ストップ。理由は不明だが、スタックして動けない可能性が多い。スーザは総合8位につけていた。

10:08 – オート
312 -ノヴィツキー、暫定5位のタイムでCP1通過

ロシアのレオニド・ノヴィツキー(Leonid Novitskiy)がCP1を通過。暫定5位のタイム。暫定6位はジニエリ・ド・ヴィリエ、トップと8’04″。

10:03 – クワッド
SSパート1のゴール : TOP5にボネットとカザレ

パトロネッリ兄弟に続いてトーマス・マフェイ、そして、4番目のタイムで通過したのは若いルカス・ボネット(+20’34″)。5番目、イグナシオ・カザレは(+43’57″)。この後、到着するタイムにより、順位交代がありうる。

09:57 – オート
CP1 : ド・ヴィリエ、順位後退

今、ポルトガル人リカルド・レアル・ドス・サントスがkm144のCP1を通過。トップから6’08″の差で、暫定4位に食い込んだ。

09:53 – オート
301 – CP1 :ド・ヴィリエ、暫定4位

南アのジニエリ・ド・ヴィリエ(ToyotaHilux)が暫定4に付いた。ロビー・ゴードン、ステファン・ペテランセル、ホアン・ナニ・ローマに続いて、トップとの差8’10″。

09:47 – オート
303 – CP1 :ゴードン、トップ

ロビー・ゴードンがkm144のCP1を1h31’37″で通過した。続いてステファン・ペテランセル(+2’52”)、ホアン・ナニ・ローマ(+4’30”)。

09:27 – クワッド
250 – SSパート1のゴール : 3人の順番、変わらず

CP1と順位変わらず。アレヒャンドロ・パトロネッリは弟マルコスと54″差、トーマス・マフェイは2’59” 差。

08:47 – クワッド
250 – CP1 : パトロネッリ兄弟トップ

Km144のCP1をアレヒャンドロ・パトロネッリが1h57’53″で通過。弟マルコスは13秒後に通過。トーマス・マフェイは先程ナビゲーション・ミスでわずかに遅れ、トップと2’59″の差。4番手のイグナシオ・カザレ(Ignacio Casale)は18分近く、トップに離されている。

08:36 – モト
SSパート1のゴール : ファレス、トップ・タイム

スペイン人ジェラルド・ファレスがやはり、トップ・タイムで通過。続いてジョニー・オベール(+47″)、フェリペ・ザノル(+1’15”)、シリル・デプレ(+2’50”)の順。
競技者はここから131kmのニュートラル・ゾーン(タイムをカウントしないで移動のみ)を走行した後、SSパート2に入る。

08:15 – モト
002 – SSパート1のゴール : デプレ、今のところトップ

CP1同様、シリル・デプレがトップで通過、2h25’51″。続いて、マルク・コーマ (+1’47”)。ホアン・バレダはトップより+4’17″。

08:11 – オート
305 -ローマ、SSスタート

昨日ステージ優勝のスペイン人、ホアン・ナニ・ローマが本日のSSパート1をスタートした。パート1は約195km。

07:58 – モト
020 – CP1をデプレより速いタイムで通過した3人

Km144のCP1をジェラルド・ファレス(Gerard Farres Guell)が1h39’59″で通過、フランス人、ジョニー・オベール(Johnny Aubert)が それより1’01″遅れ、さらにブラジル人、フェリペ・ザノル(Felipe Zanol)が2’00″遅れで通過。この3人は先程トップで通過したシリル・デプレより速い。

07:39 – モト
CP 1 : デプレ、トップを引く

Km144のCP1をモトのトップ・グループが通過。シリル・デプレが1h42’20″でトップ・タイム、続いてノルウェーのパルアンデルス・ウレヴァルスター(トップとの差+11″)、ジョーディ・ヴィラドムス(+1’01″)、マルク・コーマ(+1’46”)、ステファン・ソヴィツコ(2’32”)の順。エルダー・ロドリゲスはトップより4’18″遅れ、そして昨日頑張ったホアン・バレダは4’33″遅れ。

07:31 – モト
016 – デューンの中でパンがストップ

フランス人、オリヴィエ・パン(Yamaha)がkm118のデューンの中で数分前からストップ。彼は今年、好調な走りを見せており、今朝総合8位にいた。しかし、まもなく走り出し、ファレスのワダチを追いながら、現在5番手を走行中。

06:58 – モト
008 – ルーベン・ファリア、走り出した

6時47分からストップしていたルーベン・ファリアが走り出した。km20で約35分止まっていた。

06:52 – オート
オート部門、ビバークをスタート

アリカのビバークをオート部門がスタートした。トップは昨日のステージ優勝者、ホアン・ナニ・ローマ、続いてステファン・ペテランセル、ジニエリ・ド・ヴィリエ。本日スタートするオート部門は101台、そしてこの後続く、カミヨンは63台の予定。

06:39 – モト
250 – パトロネッリ兄弟、間違った方向に向かう

マルコス・パトロネッリが、Km20でモトのライダーが間違って向かったワダチを追って走っている。兄のアレヒャンドロも続いている。先程、モトのライダーと一緒にミス・コースしていたトーマス・マフェイはコースに戻った。数名のモトのライダーが周辺で、川を横切るのに水につかったり、泥に足をとられたりしてストップしている模様。ルーベン・ファリアも相変わらず、動かない。

06:31 – モト
008 – ファリア、コースが違う..

今度はポルトガル人、ルーベン・ファリアがミスコース。SSスタート後、km20より少し先で、西に向かうべきところ、北西に向かってしまった。6h22からストップして、他の多くのライダーらと共にぐるぐる回りながらコースを探している。トーマス・マフェイもこのミスしたグループの中にいる。

06:20 – モト
トップ・グループがミスコース

Km40で、トップ・グループがミスコース。わずかなタイム・ロスだが、ホアン・バレダ、マルク・コーマ、シリル・デプレが同じ罠に陥ってしまった。3人とも気づいてUターンしたが、コーマが最も遠くまで行ってしまった。

05:44 – モト
モト部門、SSスタート.

モト部門がSSスタートした。本日もSSは二つのパートに別れ、まず195kmのSSパート1、131kmのリエゾンを挟んで、SSパート2、km152。SSパート1は砂利、砂の多いオフピストで、コースの真ん中あたりに砂丘郡が出て来る。モトの後、クワッド16台がスタートする。

04:08 – モト
モト部門、ビバークを出発

ホアン・バレダとマルク・コーマが、現地時間朝4時にビバークをスタートした。本日のスタート予定は109台。先週から降り続いていた雨の影響で涸川に水が溜まって通行不可となってしまった。その為、モト&クワッドは当初予定されていたコースではなく、オートとほぼ同じコースを走ることになる。今晩は、モト&クワッドのライダー達だけ別のビバークとなり、ノン・アシスタンスのマラソン・ステージ。SSの後、リエゾンで彼らのビバークのあるCamanaに向かう。

1月12日 (木)  第11ステージ  アリカ→アレキパ
モト、クワッド &オート     カミヨン
リエゾン : 120 ㎞       リエゾン : 120 ㎞
SS : 478 ㎞            SS : 432 ㎞

モト
020 – ジェラルド・ファレス:チームは良いラリーをやっている

SS2位になれたのは、私にとって、チームにとってとても良かった。SSパート1のゴールに到着した時、私がトップだと言われた。だからその後、SS優勝目指して、精いっぱいアクセルを踏んで走った。最終的に優勝はできなかったが、今日の成績に満足だ。昨日は体調がとても悪かったが、今日はだいぶ良くなった。いいラリーをやっている。チームも素晴らしい。コンスタントに上位にいられるようになってきた。

002 – シリル・デプレ :アタックするか走る以外、あまり他にすることが無い
ロード・ブックが急に変更になって、コースがわかりにくかった。100m程走った後、マルクが戻って来るのが見えた。彼は俺の2分前にスタートしていた。幸先悪い始まりの、かなりハードな一日だった。マルクとの差はどれくらいになったのかな?重要な事なんだ。どっちにしてもアタックするか走る以外、あまり他にすることが無いんだが。しかし、ファレスがSS2位、それは良くない。明日のレースも難しそうだ。でもダカール・ラリーは何がおこるかわからない。

001 – マルク・コーマ : あと3日、やれることは全部やる
オフピスト、砂路面、石などいろいろなタイプが入り混じったコースだった。今日はシリルがタイムを稼ぐことはわかっていた。最後まで、やれることは全部やる積りだ。まだ3日ある。シリルが前を全速力で走っている時に、戦略を明確にするのは難しい。レース初めから続いているように、限界のスピードではないが、もっとスピードを上げなければならない。

クワッド
252- マルコス・パトロネッリ :二つ、渡るのがとても難しいリオがあった

コースは非常に景色が美しかったが、難しかった。エジプトに時々似ているところがあった。非常に砂漠的な上、マラソン・ステージなので、クルマに注意しなければならなかった。我々はここまですべて上手く行っていてツイていた。アレヒャンドロといっしょにちゃんとゴール出来た。SSの初め、二つの難しい川越えがあった。その一つの川で、水の中で動けなくなってしまった。なんとか左側から抜け出したが、そこは泥が深かった。アレヒャンドロも一時、水の中で動けなかった。ペルーの砂丘はチリのと違っていて、エジプトの砂丘に似ている。砂山の大きさが少し小さめだ。この後残っているステージもかなり難しそうだ。

250- アレヒャンドロ・パトロネッリ : なんとか優勝できるかもしれない
SSは非常に景色がきれいだった。なんとかペルーまで来れた。マルコス・パトロネッリといっしょなのでとても嬉しい。今日はナビゲーションがたくさんあったが、問題なく走れた。我々はとても運が良かった。幸いに弟も一緒にいた。クワッドがリオの中でブロックされ、ワダチに挟まってタイヤが動かなくなってしまった。マルコスが後ろから数秒後に来た。そうでなかったらそのままずーっと動けなかったろう。本当に彼の助けに感激した。最初のリエゾンの後、200mほどの勾配45%の下りがあった。クワッドは石の中に突っ込んだ。びっくりしたが、本当にすごい所だった。なんとか優勝できるかもしれない。この調子で続けるよう頑張るよ。

オート
302 – ステファン・ペテランセル :引き締めてしっかり走る

スーパーな速度で走ることができなかったが、メカ・トラブルもナビゲーション・ミスがなかったので良かった。だから、今日は良いSSだった。フェシュフェッシュのせいでひどく走りにくかったが。トップを走っていても、風が砂埃を巻き上げ、視界が悪かった。SSゴール手前数kmでナニを追い越した。ロビー・ゴードンに関しては、何があろうと、ファンの為にリマまで行くべきだろう。今、ナニと私とのタイム差は20分あまり。この後2つデューンの困難なステージがあり、たくさんの砂丘越えをしなければならない。心を引き締めてしっかり走っていかなければならない。クルマで優勝する時はいつも、レースの後半になると、コ・ドライバーと息がぴったりあうようになるんだ。このようなプレッションを常にコントロールしないとね。

305 – ホアン・ナニ・ローマ : 彼はあまりミスしない男
小さいデューンを越えようとした時、目の前にバイクが2台いて、そのライダーの一人が倒れた。それで2分間ブロックされた、があまりたいしたことではない。あまりタイム・ロスしたわけではないから。すべて良し、今日もゴールできて嬉しいよ。ステファンと良いバトルをした。ステファンとはかなりタイム差があるので、私が相手になるのかどうかわからないが。私達のタイム差は20分で、スタックしたらあっと言う間に失ってしまうタイムだ。それは誰にでも起こり得ることだが、ステファンは違う。彼は経験を積んでいるので、あまりミスをしない男なんだ。でも、正直、それを願っている。リマでできるだけ良いポジションになれるよう、できるだけのことを精いっぱいやる積りだ

301 – ジニエリ・ド・ヴィリエ: SS優勝したのはチームにとって良いことだ
こんなにたくさんのフェシュフェッシュはこれまで見たことが無い。本当に走りにくかった。石も多かったし、キャニオンの中になかなか手ごわい急な登りもあった。ポディウムに登れたって、素晴らしいニュースだ。しかし我々はまだまだ、しっかり集中していなければならない。まだ非常に難しいステージが二つ残っている。今回いろいろな出来事があった。SS優勝したのはチームにとって良いことだが、それ以前に毎日のステージをゴールすることが大事だ。
 
 

303- ロビー・ゴードン : 1ドル硬貨の為の戦い
SSパート1の最後で、シャフト・ドライブのジョイントが壊れたので、その後のリエゾンで交換した。その為に非常に時間がかかってしまい、SSパート2のスタート時間に間にあわなかった。そしてゴール手前でクラッチが壊れた。今日は本当にツイていない日だった。最悪・・・。しかし、ダカール・ラリーはこんなものだ。ファイト、ファイト、ファイトだ。時々努力が実る、そして今日は駄目だった。1ドル硬貨を手に入れる為の戦い。これから先何が降りかかってくるのかわからないが、我々はリタイアしない。絶対にリマまで行く。

カミヨン
502 – ジェラルド・デ・ローイ :アタックしなかった

とても美しいステージだった。スプリントのコーナーや岩場があった。カミヨンは好調に走っているが、今日はあまりアタックしなかった。スティシーやアルダヴィシュスにあまりタイム差をつけられないよう注意しながら、慎重に走るよう努めた。彼らとのタイムは充分離れているので、すべて上手く行っている。
 
 

505 – ハンス・スティシー : サスペンションをコントロールしなければならなかった
精いっぱいアタックしたかったが、50kmのところで川にハマってしまった。カミヨンは大きなダメージは無かったが、でもスピードを落とした。最後まで走るのにサスペンションが持つようコントロールしなければならなかった。今日のSSはカミヨンに要注意のコースだったので、ゴールできて嬉しい。アルダヴィシュスを途中抜いたので、順位は上なのかな?でも、リマまでまだ長い。

EN – Interview stage winner – Stage 11 (Arica – Arequipa) – 2012/01/12